『全細胞が狂喜するハイパー・デジタル・アクション!!』
ことばの意味はわからんがとにかくすごい自信だ!
上記の迷キャッチコピーから、なんかシュワちゃん的筋肉アクション映画を想像するかもしれないが、どち>>続きを読む
人斬り半次郎こと桐野利秋の生涯を描いたチェスト示現流アクション映画。
チャンバラとしてもアクション映画としても貴重な示現流アクションを心ゆくまで堪能できる大変にチェストで首置いてけな時代劇。
もうね>>続きを読む
タイトルがド直球だが、原題は「Ordinary Man(平凡男)」であり、『変態村(やっぱり原題はゴルゴダの丘の意の「Calvaire」で全然違う)』の続編的位置付けで売り出すためのやりたい邦題であり>>続きを読む
本作の平手友梨奈演じる響なんですが、ポスター見た時から自分の中での『2018年度美少女ランキング第1位』に君臨。気になってはいたものの見る機会を逸し、今年に入ってやっと鑑賞したのですが、いやあ作中でも>>続きを読む
不思議な作品だ。
物語に起伏は無く終始淡々と進むし、舞台は砂漠の寂れたカフェとモーテルのみ、失礼ながら役者の方々も特に華があるわけではない。
なのに映画を観た後の感情は爽やかで「良いものを見たなァ!」>>続きを読む
【パワーと面白さに溢れまくった史実クソ喰らえ時代劇!!】
重厚かつ仰々しい芝居と腹の探り合い!!
そして一流の剣客同士の決闘もあれば戦国時代さながらの集団合戦も有り!!
そして抜群の殺陣にあまりに破茶>>続きを読む
盗品を売り飛ばす底辺生活をしていた男が、事件現場パパラッチという天職に出会い、見様見真似で始めながらものめりこみ、学はないもののネットで仕入れた知識から見事な交渉術で地位を高め、彼の周囲でも悲劇が起こ>>続きを読む
ソウスリャナンデモ
キープ・イット・グリージー
って何!?
職にあぶれた7人の教授がそれぞれの得意分野を活かして麻薬密造&密売チームを作るイタリア版「オーシャンズ」とでも言うべきクライムコメディ>>続きを読む
ハリウッド版デスノートなのだが、このデスノート、なんと心臓麻痺で死ぬ人間が1人しかいない。
その代わり、挿入されるのはゴア描写!!ノートに名前を書かれれば、紙袋が破け果物が転がりそれを避けようと車が事>>続きを読む
誰ですか!この映画を「馬鹿たちによる頭脳戦」とか言ってた人は!!
全然嘘じゃないですか!!
そもそも誰も頭脳戦自体をしてないじゃないですか!!!
少なくともノートに事前に「即死」とびっしり書いておい>>続きを読む
試写会であまりの過激さからアイドルが途中退席したという逸話を持つ映画だが、大筋はスプラッタホラーのスラッシャー役を高校教師にしただけなため、その手の映画に慣れてる人なら全然大丈夫な作品。
いやまあ人が>>続きを読む
試写会にて鑑賞。
『笑い』を前面に押し出したマーケティングをしていたものの、開始30分あたりは結構生々しい家庭環境とかが描写されて、主人公やヴィランの抱えるそれぞれ複雑な生い立ちから成る問題や課題を示>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブラック・クランズマンってブラクラマンって略すとネットでスッゲェーよく釣られる人みたいだよね 。
そんなどーでもいいことは置いといて、とにかくパワーに溢れる映画だった。
スパイク・リー作品自体は初見>>続きを読む
映画開始直前にピエール瀧が逮捕され上映が危ぶまれたものの、作品に罪はないとしてノーカットでの上映に踏み切った姿勢を賞賛された本作。
蓋を開けてみると劇中で人気タレントにのし上がった斎藤工が違法賭博の容>>続きを読む
「昭和初期の人間のクズかオメー」
「麻雀放浪記の鹿賀丈史以来のクズだわ」
(『以下略』平野耕太著より)
予備知識として上記のように『鹿賀丈史がクズ』という知識以外皆無な状態で2020の予習も兼ねての>>続きを読む
アメリカには定期的に狂人が出没する。
例えばノートン1世。自己破産のショックで自分をアメリカ国皇帝だと思い込み、様々な勅令を出した男。
例えばキャリー・ネイション。神からの全ての酒場を破壊せよの啓示に>>続きを読む
歴史学者の磯田道史先生が古書店で買い付けた幕末加賀藩の御算用方を努めた猪山家の家計簿といった史料を元にまとめた同名の教養書を原作とする時代劇ホームドラマ。
流石にそのまま一般人である猪山家を描くには>>続きを読む
和田竜氏の同名小説の実写化。個人的には和田竜作品では『のぼうの城』よりも、こちらの方が好きです。少年誌でコミカライズされてるだけあって、あちこち少年漫画的な強さ表現あるんだよね。「プロテクターが壊れた>>続きを読む
『Kein System ist sicher(安全なシステムは存在しない)』
『Clowns Laugh At You(ピエロがお前を嘲笑う)』
警察に出頭した天才ハッカーが自らのハッキングチーム>>続きを読む
「人間て面白いよな、誰がかけたのか分からないのに、電話が鳴ったらついつい出てしまう」
電話ボックスの中で何者かに狙撃銃で狙われたコリン・ファレルが、電話で狙撃犯から脅迫を受け続けるサスペンス映画。>>続きを読む
凄い作品だ…!凄い作品だというのはわかるが、それにしたって尺が長い……!
冒頭から故郷での青年たちの青春が流されるが、そこから本作随一の見どころであるロシアンルーレットに行き着くまでに1時間強あるのは>>続きを読む
「主役はもちろんこの俺ー!!」
…というCMでの海馬社長の宣言通り、社長の社長による社長のための映画。
そもそも原作での海馬瀬人という人物はその濃ゆいキャラクター性と人気に反して、不遇といっても良い>>続きを読む
殺人鬼ベンの凶行の数々を撮影クルーが追っていくモキュメンタリー形式の作品。
作中の世界観は謎が多く、何故マジモンの殺人鬼のドキュメンタリー映画なんか撮ろうと思ったのか?そもそもどっから殺人鬼を見つけ出>>続きを読む
史上最悪の三浦友和が拝める作品。
非常に陰鬱としており、また恐ろしく生々しい家庭内地獄絵図が展開されるので、見ている側の精神と胃を徹底して蝕んでくる。
三浦友和のイメージというと、実生活も役どころと>>続きを読む
うーん、なんか色々と惜しい実写化だ…
全体的に悪いわけじゃなく、一護の部屋に単行本で設定されてる彼のテーマソングのバンドのポスターが貼ってあったり、キャラ再現に関しても実写化して浮くものと浮かないもの>>続きを読む
『人間の脳は、10%しか機能していない』
では100%使えたら?という限界突破スーパーSF映画。
…というか2010年代にもなってアインシュタインの脳10%理論を持ち出して映画作っちゃうの?って感じ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いやーこれは面白いですね…。
50年代の白黒時代劇で、時代劇入る前に冒頭から現代日本を映すんだけど、今となっちゃ現代の景色すら時代劇レベルに古いという。
そんな昔の映画だけど現代でも全く古びれなく面白>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「坂本龍馬暗殺」の犯人には諸説ある。新選組の原田左之助説、見廻組の今井信郎説、 薩摩藩黒幕説、土佐藩黒幕説、紀州藩説、英国説、凄まじいものになると中岡慎太郎無理心中説、フリーメイソン説なんてのまである>>続きを読む
『最終兵器、それは弓』
火縄銃が台頭する前に戦場での死因の大多数は弓矢によるものであったという。
そんな歴史上猛威を振るった弓矢だが、創作物においては添え物というかあまり前面に出てはこない。
だって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
視聴前「わぁい青春モノ!レミゼ青春モノ大好き!!」
視聴後「青春は青春でも地獄の方の青春かよ!!」
原作未読だったけど、原作者が「何者」の朝井リョウの時点で察するべきだったよ!クソァ!!
えー、本作>>続きを読む
「月面に立ったのは人間の『精神』なんだってなッ!人間はあの時地球を超えて成長したんだッ!価値のあるものは『精神の成長』なんだッ!」
そんな人類の『精神を成長』させたアームストロング船長を描いた月面着>>続きを読む
【クールでマヌケなロクデナシどもが、ありえん挙動で弾け回る】
大好きな作品だ。
まず何も言わずにOPだけ見てほしい。次々と人がリレー形式で現れクレジットされていく。この作品に影響を受けた成田良悟先生の>>続きを読む
【ヤベェー奴らが連鎖消滅するヤベェー奴ぷよぷよ】
通称「ガイ・リッチーのなんかタイトルが長いヤツ」
いや、ストックが先かスモークが先なのかわからなくなるんだよね。どーでもいいことだけれども。
かの傑>>続きを読む
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」でお馴染みの埼玉ディス漫画の実写版である。
原作は作者が埼玉から脱出…もとい引っ越してしまったため、3話で打ち切りの未完の作品。
埼玉を馬鹿にしていいの>>続きを読む
予告編で流れるなんかねっとりした口調の片岡愛之助、顔が近く高圧的な香川照之、なんか偉そうな北大路欣也、ただそこにいるだけの及川光博を見て私は呟きました。
「半沢直樹二期じゃねーか…」
しかしその実態>>続きを読む
『ここでは、45日以内にパートナーを見つけなければ、あなたは動物に変えられます――。』
この奇抜な設定を見たとき必ず思うはずだ。
何故このようなルールができたのか?と。
このような状況に陥る原因と>>続きを読む