ワイカさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

 カザフスタンのジャーナリストが米国でハチャメチャする設定のモキュメンタリー?第2弾。

 ギャグが過激を通り越して悪趣味すぎるのと、ドキュメンタリー風の撮り方がうさん臭すぎるのが肌に合わず、ほとんど
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.7

 これもちょっと前の映画だけど意外と面白かった。軽いけどそれなりにちゃんと中身のある映画でした。

 学校のスターだった高校時代に彼女をはらませてしまい、輝かしい未来を諦めて結婚した中年男性が、自身の
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.9

 動物が巨大化して街を壊しまくるという陳腐な設定とポスターのC級感、ひどい邦題、そしてドゥエイン・ジョンソン主演という四拍子のおかげで、絶対にくだらなくて脳みそスカスカな映画だろうとずっと敬遠し続けて>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 これはリュック・ベッソン作品としては久々の快作ではないでしょうか。最初から最後まで息つく暇もなく、すっかり引き込まれました。

 1990年ごろのパリを舞台に、ロシアのKGBにスカウトされた女性スパ
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.5

 静かで優しい映画でした。少し酔っ払って観たら話が淡々と過ぎてちょっと退屈に感じちゃったけど、雰囲気は悪くなかったです。

 超几帳面で不規則に育つ植物が苦手な女性が、荒れ放題の庭を巡り、隣の庭いじり
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アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010年製作の映画)

3.1

 面白さは序盤のサミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンのハチャメチャ刑事っぷりがピークで、あとは徐々に失速。後半はギャグがだんだん寒くなり、終盤は中途半端にシリアスさを出したりして、まった>>続きを読む

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

4.6

 とても良い映画だった。人種差別への抵抗や、民主主義の原点である話し合いの大切さがひしひしと伝わってきました。

 1971年、黒人差別が根強い米南部の街で、黒人学校と白人学校の統合をめぐり住民同士が
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アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

3.6

 久しぶりに何も考えずに楽しめました。バスケ好きやNBAファンは必見のコメディです。

 有力選手をライバルに奪われた冴えない草バスケコーチが、伝説の老人選手たちを集めて大会に挑むお話。

 NBAの
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

 これは素晴らしい。今まで観たNetflix映画で一番だったかも。

 ベトナム戦争が泥沼化してた1968年、米シカゴで行われた民主党大会の会場近くで反戦デモを行って逮捕された活動家たちが、理不尽な裁
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

2.9

 なんだかさっぱり分からなかった。「ホットファズ」は好きだけど、これはハマらなかった。

 英国の地方都市の高校卒業時に仲間と地元のパブ巡りをし、一晩で12軒全部を回る目標を達成できなかった主人公が、
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.5

 「コブラ会」観るために子供のころ以来35年ぶりくらいに観賞。懐かしすぎて泣けました。

 公開当時、車のワックスがけや塀のペンキ塗り、家の窓拭きの手伝いをする子供が続出したとされる(?)親孝行な映画
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 わーやられた!「カメ止め」の監督による新作ということで、それなりに構えて観たのに、最後の最後で完全に持ってかれました!

 緊張すると気を失う役者志望の男性が、商売のサクラもこなすなんでも屋的な小さ
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

 すごーくいい映画だった!観てる間ずっとうるうるしちゃって、最後は号泣しちゃった。英国の1980年代の性的マイノリティーと炭鉱労働者が苦境に立ち向かう姿をとても明るく前向きに描いた素晴らしい作品でした>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 イタリアのコメディ映画を3作続けて観ました。こちらもなかなか笑えてほんわかできる良作でした。

 イタリアの才能あふれる女性建築士が、海外を渡り歩いた後で国に戻り、女性軽視が根強いイタリア社会で奮闘
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.6

 良い映画でした。コメディかと思いきや、笑いはほどほどで意外とシリアスな社会派ヒューマンドラマでした。

 80年代のイタリアで、精神病院で薬漬けにされていた患者に仕事を与えて、社会に参画させようとし
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 笑えた!イタリアのコメディ映画は「いつだってやめられる」くらいしか知らなかったけど、実は他の映画も面白いのかも。

 イタリアの行政改革でリストラの対象になり、僻地から僻地に飛ばされた地方公務員の男
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

 やっと観ました。全編ワンカット風に撮った話題の戦争映画。評判通りさすがの臨場感でした。

 第一次世界大戦中、ヨーロッパの西部戦線(ウィキによるとベルギー南部からフランス北東部だそうです)にいた連合
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世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 まったく知らない映画だったけど、マーティン・フリーマン主演てことで観たら意外と楽しかったです。

 幸せを感じると意識を失ってしまう特殊な持病がある男性が、幸せをつかむまでをコミカルに描いたラブコメ
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ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜(2012年製作の映画)

3.8

 すごーい良かった!東京五輪・パラリンピックが実現するか微妙なこの時期に(実現したらもっと)、幅広い人に見てほしい作品です。

 第二次世界大戦中に、戦場で負傷して半身不随になった若い英国人兵士たちを
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.7

 チャドウィック・ボーズマン追悼で観賞。素直に良い映画でした。

 舞台は1941年の米国。黒人差別が背景の冤罪を晴らすべく奮闘し、のちに黒人初の最高裁判事になった実在の弁護士のお話。

 前半は、シ
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.8

 これまた90年代の良作。昨日観た「ナッシング・トゥ・ルーズ」はダメだったけど、同じ頃に製作されたこちらはとても楽しかったです。

 役者志望だった米国人の中年男性が、ロンドンに旅行に来た際、演技体験
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ナッシング・トゥ・ルーズ(1997年製作の映画)

3.0

 マーティン・ローレンス見たさに。軽く見れてわりと面白かったけど、古い映画のためか全体的な雰囲気や音楽(モーフィン以外)がどうにも野暮ったく、イマイチ乗れませんでした。

 この前見た「ブルー・ストリ
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

2.9

 脚本がイマイチで、ぶっちゃけあまり面白くなかったです。軽めのコメディなのかまじめなサスペンスものなのか、どっちつかずな映画でした。

 警察腐敗系のストーリーは古臭くて薄っぺらく、腐敗具合もよく分か
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.2

 憧れのプロレスラー養成所に入るために施設を逃げ出したダウン症の男性と、兄の死でヤケになり漁村から追われた漁師の男性が、一緒に逃避行するロードムービー。いい映画なのかも知れないけれど、正直言って退屈だ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

 すごい良かった!フィルマでフォローさせていただいてる方々の評価が高いので観てみたら大正解。観る前は、古めの映画だから今観たらどうかなぁくらいな感じだったけど、予想を遥かに上回りました。

 米国のち
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.6

 毎度名作とはいかないまでも、一定のクォリティは保証してくれるNetflixオリジナル映画。今回も、家で観る分にはそれなりに楽しめました。

 飲んだら5分だけ超人的な能力を手に入れられるドラッグを巡
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ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.8

 面白かった!今観ると古臭さは否めないけど、観てるうちに90年代の映画だってことを忘れるくらい良かった。これリアルタイムで観てたら間違いなく4点以上あげたいやつ。マーティン・ローレンスの魅力全開な映画>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 観る前は、テレビ局に勤める女性たちがセクハラを巡ってバトルしたり、熾烈な足の引っ張り合ったりするシニカルなブラックジョーク映画を想像していたら、全然違って、米大手テレビ局フォックスニュース会長のセク>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.8

 思ってた以上にハチャメチャで笑えた!てかくだらな過ぎて呆れた 笑。

 フィンランドのド田舎のオタクなメロディックデスメタルバンドが、ノルウェーのメタルフェス出演目指して無茶するコメディ。

 バン
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マイ・スパイ(2020年製作の映画)

3.7

 ハートウォーミングで王道な内容のスパイコメディ。ストーリーは単純でアクションは少なめだけど、小ネタ含め笑いのセンスが良くてなかなかでした。

 アクション映画全般をネタにした冒頭のコテコテな戦闘シー
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.7

 すごいよかった!超オススメです。ストーリーはベタだけど、良質で素直に笑って泣ける作品でした。

 スペインのプロバスケットボールでサブコーチを務めてた独りよがりな男性が、試合中にヘッドコーチを張り倒
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.9

 話題の東京新聞記者、望月衣塑子さんと、彼女の視点で見た現政権の異様さを描いたドキュメンタリー。日本のドキュメンタリーで記者ものは珍しく、見応えがありました。望月さんの取材姿勢にも胸を打たれました。>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

 正統派の古典的ミステリー。先日観た「9人の翻訳家」は無理を感じる部分がかなりあったけど、こちらは細かい伏線回収がしっかりしてて良い感じでした。皮肉やユーモアも散りばめられてて見やすかったです。

 
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.5

 アイスランドの幼馴染みの音楽大好き男女が、欧州最大の歌合戦大会ユーロビジョンに出場して夢を叶えようとするコメディ。

 ストーリーは王道で軽い気分で観れる内容。ウィル・フェレルらしいマヌケなキャラや
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

 千年以上昔から正義のために人知れず戦ってきた不死身の戦士たちが、現代で組織の陰謀に立ち向かうアクション映画。

 あらすじだけだとウルバリンやアンダーワールドみたいな無双がガンガン活躍するストーリー
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 暖かくてじんわりくるとても良い映画でした。

 ロンドンの音楽マネジメント会社に勤める男性マネジャーが、英国南西部コーンウォールの田舎街に会社の上司たちと旅行中、地元に受け継がれる舟歌を歌う漁師のオ
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