ふたりの女、ひとつの宿命に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「ふたりの女、ひとつの宿命」に投稿された感想・評価

yyyymmdd

yyyymmddの感想・評価

4.6

代理出産から始まる3人の関係性の映画。ポリアモリー的な3人の親密な物語が続いていったら良かったのだけど、なかなかそうはいかない。感情はどんどん壊れていき、関係も少しずつ崩壊し始め、そしてナチズムの足…

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ogawaya13

ogawaya13の感想・評価

4.1
ストレートな台詞と展開、それにキャスティングが素晴らしくて、とても誠実な映画だった

イザベル・ユペールの可憐さと妖艶さ

好きになったよ、ロシュマールタ監督

このレビューはネタバレを含みます

メーサーロシュ・マールタ監督作品。

裕福な暮らしをするスィルヴィアと洋服屋で働くイレーン。スィルヴィアは不妊に悩まされており、さらに彼女の父が莫大な遺産をこれから生まれる孫に相続させることを決…

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贅沢そうな女とその母?が素敵なホテルのパティスリーで山ほど甘いものを買っている。
そのそばに、ああ若きイザベル・ユペール様♡
お針子のイレーンは、どうやらたった一人の身内、叔父の家で暮らす労働者。

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bn

bnの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

モノリ・リリの情念が凄まじくて目が離せない。
イレーン出産のときのシルビアの苦しみ方は、ナインマンスのユリが産気付いたときの苦しみ方とシンクロしているように見えた。シルビアの行動は自分勝手とは絶対言…

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メーサーロシュ・マールタ監督の鑑賞3作目。

メーサーロシュ監督の特徴ともいえる顔のクローズアップ。顔だけを映して登場人物がセリフを言う様は、小津安二郎監督の影響を受けていると感じる。しかし、小津安…

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o219028t

o219028tの感想・評価

4.8

メーサーロシュは家族未満の共同体に纏わる物語を変奏する作家である。それは彼女の明らかな刻印として「アダプション/ある母と娘の記録」「ナインマンス」「マリとユリ」にも深く打たれている。つまり、彼女は全…

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NS

NSの感想・評価

4.1
こんな若いイザベル・ユペールは初めて。

彼女が出ているということで楽しみにしていたが、今まで観てきたメーサーロシュ作品の中では微妙な出来だというのが正直なところ。
TnT

TnTの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 人間が生まれ持った性(ジェンダー)から逃れられないことを、マールタほど淡々と描ける者もいない。まさに宿命としてあるがごとく。彼女が描いてきたモチーフは今作において、時代を変えても存在することを裏付…

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csm

csmの感想・評価

4.5

確かにユリもの見てからだと時代や状況で変奏されたこの作品もスッと入ってくる。いつメンでガッチリ撮られたこちらもやっぱ凄い。リリさんずいぶん俳優然としたし優秀な兵隊持つノヴィさん偉くなったもんだ。ガー…

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