内なる檻の作品情報・感想・評価

『内なる檻』に投稿された感想・評価

3.5

設定的にもっとスリリングな展開もあるのかと想像してたけど、静謐な人間ドラマやった。刑務官と囚人という絶対的な緊張感が存在する関係を保ちつつも、物語が進むごとに同じ檻の中に住む者同士の結びつきができて…

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3.5

繰り返し響いてくるガチャーンガチャーンという刑務所内の扉の開け閉めの音が耳に残った。

包丁がたくさん並んでいる棚から包丁を選ばせるシーンや停電で机を1か所に出して食事するシーンでは何か起きるのでは…

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原題は「Ariaferma(閉じられた空気)」

①囚人が刑務所という閉じられた空間にいる
②この刑務所から移動(移送)もできない
という、
見捨てられた2種類の意味があるように感じる。

本作の…

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画が完璧じゃないか!トニ・セルヴィッロ大好きになってしまった。

犯罪は原罪の社会的噴出。法が有効なのは犯罪の範囲まで。原罪に対抗できるのは法や規律ではなく、
美味しい食事のために規律を破ったり、ワ…

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心理劇としての緊張感で張り詰めているので展開としてはシンプル。パノプティコンも内側にいる看守の視点にこちらが立たされるという意味で効果はある。事前知識として邦題通りなガルジューロの内面の隔たりの消滅…

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み
4.0
このレビューはネタバレを含みます

閉鎖予定の刑務所に残された受刑者と刑務官。数日間限定の話とはいえ、美味しくなさすぎるケータリングにブーイングが起こり、やむなく料理上手の受刑者に厨房を使わせ全員で所謂"同じ釜の飯"を食べることに…と…

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4.0

刑務官と囚人の友情、というのは違うけれど「どのような状況でも、人は人に何かしてあげることが出来る」というのが主なテーマだと思った。普段観たいタイプの映画だが、主演二人の演技が素晴らしく味わい深かった…

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hidebo
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食事とエスプレッソ(とワイン)への情熱がすごい。
4.5
@ル・ステュディオ

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