"心臓より先に脳が壊れる すべての人に"
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フランス映画祭にて
巨匠ダリオ・アルジェントを主演に迎えたギャスパー・ノエ監督の新境地。
老いや病によって無情にも破壊される人生の儚さ、薄れゆく…
分断される2人だったり老老介護の問題だったり『愛、アムール』を思い出さずにはいられないぐらい似たような作品だった。『ルクス・エテルナ 永遠の光』の画面分割はあまりハマらなかったけど今作ではもう効果的…
>>続きを読む良かった。『ルクス・エテルナ』から続くスプリットスクリーンが老夫婦の関係を分断する。同じ家にいる二人の行動は互いに不可知なのに、観客だけが知ることが出来る点が苦しい。
認知症がテーマだが、より根底に…
フランス映画祭にて。
自分は最高のタイミングでギャスパー・ノエという監督と出会うことが出来たと痛感している。日々狂ったように映画を観ていく中で若干マンネリしていた映画鑑賞ライフに「これが映画だ!」と…
ギャスパーノエは常に題材に対して真剣すぎるところがいいのですが、今作も同様でした
技法の一発ネタとして認知症や脳の病気をオモチャにしているようにしか見えなくて、しかも策に溺れて技法としては失敗してい…
「心臓より先に脳が破壊された人達へ」
という文言から本作は始まる。
"破壊"という表現は如何にもギャスパー・ノエ的な響きを感じさせるのだが、の最大の理由は『アレックス』冒頭の「時は全てを破壊する」と…
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