気狂いピエロ 2Kレストア版に投稿された感想・評価（★2.1 - 3.0）

■２０年ぶりくらいに鑑賞。

相変わらず知識のばら撒きと小洒落たコラージュにイライラさせられたけど、巧すぎるジャン＝ポール・ベルモンドのおじいさんの物まねと、水平線+ランボーの詩で全部もっていかれた…

哀れな男の物語だった。

どこの世界の男もこんなもんなのかな。
手に入らないものを必死に追いかけて結果後悔する。
フられた男がまだ女の子は自分に好意があると勘違いして友達の関係を維持しようとするみた…

正直に言ってよくわからなかった。わからないことがわかった、という感想の英映画だった。
現代の映画と比べると、公開から50年経ったこともあって非常に観づらい映画だったと思う。演出は粗くシーンの切り替え…

お、これ好きなやつだ、ってなったんだけど、描いている題材に対して尺があまりに長すぎ。体感3時間あった。半分で良かった。

内容としてはコールフィールドばりの主人公がゼロ年代セカイ系のノリで（どこか遠…

最初に登場したとき髪型かわいい！ってなった
あとは描写が淡々としすぎて、え?殺したの?死んだ?みたいな、全部のシーンが重要なのかそんなに必要のないシーンなのか分からなかった
後半は寝たので記憶にない…

観たことがなかったので一度は観ねば！と思って観てきた。感想は。「私の好きなやつではない」です。
色彩は鮮やかで、絵画を描くように映画を撮っていたのだなあということと、監督はきっと人生に飽き飽きしてい…

脚本無しだからこその違和感が面白いと思わせる作品。どこに向かってるのか、何故こうなるのか、いちいち考えるだけ無駄。この作品はゴダールになって即興の視点から観るのが1番だと思った。色彩美や音楽、見せ方…