ケイト・ブランシェットをはじめ演技が演技に見えない、本当にベルリンフィルで起こったことなのかと思わせる力。
ターの指揮もすごいが、チェリストのオルガの演奏がスゴすぎると思ったら、本物のチェリストだっ…
ケイトブランシェット様にただただ圧倒される映画でした。
しかも「リディア ター」という人にしか見えない、なんなんだ…
物語はとても抽象的な部分があり、途中から常に不安感がある雰囲気。
静かな中に聞…
導入で彼女の偉大な経歴が紹介され、その後どのような物語になるのか興味深かった。映画全体を通しての雰囲気や演出がサスペンスやホラーのそれで、ハッピーエンディングはないだろうなと思いながら鑑賞。TARの…
>>続きを読む映画史上で、もっとも自分勝手な人物・指揮者役をケイト・ブランシェットが演じる。あまりにヒドすぎて、楽しく見てしまった。
説明的なセリフが、ほぼないので、人間関係が、まったく、わからなかった。ベルリン…
基本のあらすじはわかってしまえば単純だったと思うけど、心理描写がかなり高度で秀逸で良かった。作品内で訴えたいであろう内容の数々に関しても、メインのものは全体を通して個々の主張が強過ぎず、サブの主張た…
>>続きを読むベルリンフィルの首席指揮者とコンサートマスターが共に女性でしかもパートナーだったなんて知らなかった、絶対に注目の的になってしまうよね…と驚きの目で観ていたらフィクションだった。そうだよね。女性のコン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
指揮者として成功しているリディア・ターが、その傲慢さによって身を滅ぼしていく話。
最初の講義のシーンからずっと“最悪”を見せられ続ける。居心地が悪い。
『セッション』の教官視点みたいな感じ。あそこ…
© 2022 FOCUS FEATURES LLC.