紛争地域において、自由は存在ない。選択する時点で、それは持てる者なのだ。学校に行きたい、でもそれは無理。なら軍に入る、でもそれは無理。
結局目の前のケシの採集しかない。
閉塞と停滞を感じる無情が凝縮…
何の脈絡なくいきなり結末になったが、それは予定調和だったのかもしれない。アフガニスタンはケシの実を外貨獲得手段としていて、米軍や国軍はそれを容認している。カブールの上空にはヘリが旋回し気球で彼らを監…
>>続きを読む今年のアカデミー短編ドキュメンタリー賞候補。カブールの難民キャンプで暮らす年端も行かない若い夫婦を追う。ほとんどの場面で監視気球、ドローン、ヘリが見切れている現実。4年後の結末の悲惨に言葉を失うが、…
>>続きを読む保証人
アフガニスタンの難民キャンプで暮らす青年は、結婚したばかりの妻と赤ん坊のため、国防軍に入隊することを決意するが……
歌から始まる
想いがなんとも
知らないこと
暮らしぶりが知れます
…
アフガニスタンの難民キャンプの青年(妻子あり)が軍隊に入って教育を受け直したいと志願すると、軍側にこちらはウェルカムだけど保証人のサインが必要と言われてしまう。もし軍から脱走したり、罪を犯したときに…
>>続きを読むアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞ノミネート作品なので観たのだが、重すぎる22分だった。
この青年はどう生きれば良かったのだろうか。家族に良い暮らしをさせたいと願う事さえ許されないのか。難民キャン…
行動は気球によって監視され、軍に入るにしても家族を危険に晒したり、識字能力が必要となる。また、家族を守るにしても、自らに危険が及ぶケシの実を栽培しなければならない。彼らの生活が鳥籠に入れらた鳥の…
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