原題: Les passagers de la nuit (夜の乗客)。👈🏻📻劇中でラジオ番組の聴視者のことを"乗客"と呼称するため(ラストへの伏線でもある)。🎬ミカエル・アース監督らしい優しい作風…
>>続きを読む実に等身大で心地良くて、監督の思う理想的な家族の在り方がこの作品に込められている気がします。
「午前4時にパリの夜は明ける」
タイトルも良い。何が良いって、誰かに語り掛けるかの様なその距離感で観…
舞台は80年代のフランス
煙草が匂い立つ時代
監督🎬ミカエル・アース
家庭に起こり得る生活のちょっとした出来事や対処法も人それぞれ。ドラマチックに描けば面白みも湧くが、日常を淡々と描いた映画です…
7/29
記録
2025/07/30
2回目。
2日連組で観てしまった。
孤独というものが昔は常に側にあったのに、いつの間にか考えなくなっていたことに気付かされた。考えなかったのではなく、慣れて…
夜中から明け方のキンと澄んだ空気感を堪能
パリの街を背景に、窓辺に腰掛けてタバコを吸うエリザベートの画があまりにも美しくてグッとくるものがある。
なぜいま、80年代なのか?
「他者は過去の私たち…
最初に絶望が提示され、そこから徐々に立ち直っていく物語に思える。
しかし実態はどうか。事実としては前に進んでいる。だが形而上的な希望は見えない。彼らはどこへ進んでいきたいのだろう。時代とはそ…
過激でもアートでも作家主義的でもない普通のフランス映画
本当に80年代パリにこの撮影の質感が見合ってるのかはわからないが、深夜のラジオ局、人気の少ないパリ、高層マンションの一角にある部屋、主だった…
1980前半の年代。
夫が出ていき、乳がんを克服した過去があるエリザベートは若い女性タルラを助ける。タルラは男はクズばかりとエリザベートに言う。
ラジオ。息子マルチスや娘。マルチスは詩を書いている。…
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