イル・ポスティーノの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『イル・ポスティーノ』に投稿された感想・評価

舞台になっている島の情景からメインとなる詩の師弟関係、うだつの上がらない青年の成長過程と作品を彩る要素全てが胸を打つ珠玉のドラマ。
多分昔観てるんだろうが、記憶に一切残っていないので再鑑賞。

歳を重ねてから観た方が今作は良い気がする。
1950年代初頭のイタリアが舞台。
詩人の亡命、その時代背景と言論統制。
そんな時代のやるせない哀しみをこんなにも切なく美しく描けるものか。
名作である。

チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、イタリアの小さな島に身を寄せ、郵便配達夫と親しくなる。やがてパブロに逮捕状が執行、島を割くまでの交流を感動的に描いた名作。監督脚本マイケル・ラドフォード。…

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一応は芸大生の端くれだったので、こういう感覚すごくよくわかる。
そして、2人が出会ったことでもたらされる変化も切ない。出会って幸せだったよね。
K
-
過去鑑賞(レンタル)    △

チラシあり③
王道のイタリア映画を再見。イタリア共産党とパブロネルーダは我々の世代では懐かしい。万人に愛されるであろうストーリーに美しい自然と女性、わかりやすい音楽。死ぬまでにもう一度くらいは見るだろう。
HtM
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ロマンティックですな

自然、愛と詩

偉大なる詩人は話せばいい人で、隠喩を教えてくれる。表現が綺麗だったな。
思いがけず政治的な要素が入ってくるけれど、俳優さんが命をかけて作った作品と知ってさらに心に残る作品となった。
曲や景色も素敵だ…

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