イル・ポスティーノの作品情報・感想・評価

『イル・ポスティーノ』に投稿された感想・評価

舞台になっている島の情景からメインとなる詩の師弟関係、うだつの上がらない青年の成長過程と作品を彩る要素全てが胸を打つ珠玉のドラマ。
Atoru

Atoruの感想・評価

5.0
映画音楽に関心を持つきっかけになった作品の一つ。
美しいセリフ、景色、音楽。
全てがほとんど完璧に近い。 
マリオほど幸せな人間はいるだろうか。
情景が雄弁に語る人の愛や生き様。イタリア映画の大傑作。イタリア語だけじゃなく、スペイン語勉強している人にとって聞き取りやすいかも。
この映画の魅力をどう語れば良いのか僕の頭では解らないが、僕の黄金である事は確かだ。

VHS鑑賞会にて
師弟モノの傑作をまた一つ見出された

「どんな詩も説明したら陳腐になる。詩を感じようとすればできる。」

島で美しいものはベアトリーチェだけではなく波の音や風の音、そして胎児の心音…

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このレビューはネタバレを含みます

2024-17

・「詩は説明したら陳腐になる」
・「目の下にスープ皿みたいな深いクマがある」

教養というか表現力を得ることの豊かさを感じた。
田舎の島にやってきた世界的な詩人と島民の男とのふれ合いを描いた作品。2人のやり取りが微笑ましい。全く共通点のなかった2人が仲を深めていくのとは反対に安定しない世界が悲しい。
おに

おにの感想・評価

-
自然体に営まれる人々の生活の素朴な美しさ、その中で紡がれる清んだ言葉の数々、生きるためにもがく荒々しくリアルな思想の美しさ
この映画を遺して逝けたMassimo Toroisiの一生涯を羨ましく思う
あつし

あつしの感想・評価

3.7
少し前に原作を読んだので久しぶりに再鑑賞。ヨーロッパ映画の好きなところがたくさんある作品。また観たくなるはず。
詠うにはまず、世界を肯定的に見る目が必要かと。

https://note.com/ne_mo_42/n/naefe64c8e011
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