私、三上於菟吉の原作小説「雪之丞変化」(1934年)が大好きなんですよね。新聞連載小説ということもあって、次の章への引っ張り方が絶妙で、ワクワクしながら夢中で読んだもんです。だからこそ、沢山の実写映…
>>続きを読む美。
この豪華キャスト。
脇役に雷蔵とはどれだけ大きな記念かわかる。小物役もチャーミングにこなす。悲しい復讐物語の中で、一人ユーモラスな役どころなので印象に残る。
それにしても映画出演300本とは凄…
「長谷川一夫300本記念作品」
長崎の豪商が無実の罪を着せられて破滅。残された息子は役者となって育ちながら復讐の鬼となる。「長崎の敵を江戸で討つ」。
序盤はどうにも入り込めなかったけど、べらんめ…
大映男優祭のオープニング演目。若尾さん目当てだったんだけどやはり眼福。頬も唇も声色の柔らかさも桃みたいで本当に可愛い。
ハイカラな時代劇で当時は斬新だったんだろうと思うけど、長谷川一夫の顎のもった…
富士子。音楽。……それぐらいしか。
おそらく完璧な映画なんだろうけど、長谷川一夫さんが年いきすぎてる。ただその一点が(贅沢者の私的には)致命傷。富士子&文子が人生捨て去らんばかりに懸想するその対象…
このレビューはネタバレを含みます
長谷川一夫のための映画という雰囲気ですが、非常によく練られていたストーリーに感じます。復讐にかなり重みがあり、気持ちが揺さぶられました。
悲劇的な結末を迎える役所としては気の毒な若尾文子ですが、彼…