葉真中顕による小説が映画化されたものです。小説は未読で、鑑賞しました。
ある民家で、介護施設の施設長とその家の介護者2人の死体が発見された。調査が進み、介護施設で働く斯波宗典が容疑者として浮かびあ…
合鍵を使って侵入する所長と斯波。一方は 金品の奪取で 一方は殺人。
あえての対比で 「しかたない」感を出しているのか。
騒いだもん勝ちの福祉になっている社会の構造 男性介護者の「助けて」の声の出し方…
介護の現場、実情がどれ程家族を苦しめているのかが、リアルに伝わって辛かった。。
斯波自身、他にいい方法や手立てがあったのかもしれないけど、当時の状況下で自分のできることをやってそれでもダメだったか…
もし自分が親を介護する立場になったら、自分が介護される側になったら、こんな風に精神をすり減らしていく気がします。
金銭的余裕があれば他人の手を借りれるけど、なかったら自分で何とかするしかない。
そう…
現役訪問介護士です。サスペンス作品探してたところ、目に入ってきたこの作品。どうにも無関係に思えず即観賞。
認知症の多くが、最後まで残るものは「感情」だと言われています。
時間も、季節も、場所も…
現実を突きつける映画
地位や権力のある人もない人も
福祉や介護に関わる人も
関わらない人も
世の中のひと全員に
高齢社会の現実を観てほしい。
感じてほしい。
誰にでも起こりえる現実
素晴らしい作品…
「ロストケア」製作委員会