海軍特別年少兵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『海軍特別年少兵』に投稿された感想・評価

桃龍
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戦争映画「東宝8.15シリーズ」最終作。それまでの5作と違い、戦争を美化しない。
最年少15歳の水兵の誕生から、硫黄島(いおうとう)まで。

東宝8.15シリーズ第6作にして最終作。地味なキャスティング。円谷の特撮もない今井正監督作品。横須賀第二海兵団に送られてきた14歳の特年兵たち。訓練を受け、硫黄島に送られ、戦死するまで。今井の怒りが…

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小学校の時にみたのかな?
冒頭、死体の山の中を歩く
アメリカ兵、死体を見て
少年?子供じゃないかと
急にはらわたの出た死体が
アメリカ兵に絡みつき
俺達は海軍特別年少兵だ!と
叫び、タイトル
訓練中…

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激戦の硫黄島の戦いで玉砕した海軍特別年少兵の志願の動機、訓練にウエートを置いた今井正監督の力作だが、東宝8.15シリーズでは異色となった。戦前「望楼の決死隊」で傑作戦争アクション映画を撮った監督だか…

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Omizu
3.8

【1972年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『また逢う日まで』今井正監督作品。東宝創立40周年記念作品で、「東宝8.15シリーズ」最後の作品である。リアリズムに徹した反戦映画となっている。

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sowhat
4.0

【自ら進んで志願兵となり玉砕に散った子供たち】

17歳になればみんな徴兵検査を受けさせられ、徴兵される運命の当時の若者たち。14、15歳で自ら志願するのが海軍特別年少兵制度です。本来三年間の基礎教…

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4.7

地井武男、佐々木勝彦主演の東宝8・15シリーズの一作。
オールスターによる8・15シリーズのイメージがあるが、
監督、今井正の意向なのかメインのキャスティングが地味。
主人公の年少兵たちは皆無名の役…

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ぜろ
3.9

14歳で硫黄島に送られるってちょっと信じられないし絶句する。
自分が14歳の時の記憶を思い出しながら観てた。昔の人はすごいなあ。
でもこれが戦争の現実か…

本当に可哀想で痛々しくて目を背けたくなる…

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8月個人的戦争映画特集第15弾
今年はこれにて打ち止め😅

これもまた悲惨な内容です。😭
山本五十六が言っていたように緒戦の勝利でおいとけばよかったものの、欲をかいたせいでドンドン負け始め硫黄島の頃…

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少年たちの束の間の青春は『ひめゆりの塔』や『橋のない川』と同じ文法で語られる。
柔らかい布団や白米ではしゃぐ修学旅行のような雰囲気もありつつ、「天皇陛下から頂いた武器(ただの軍剣)」を失くしただけで…

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