ホラーを科学する破壊と創造のプロフェッサー
デヴィッド・クローネンバーグ9年ぶりの新作は構想20年の原点回帰作!
インディーズ時代の中編と同じタイトルながら、セルフリメイクではなく増殖補強完全版
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めちゃくちゃ面白い。独特かつ唯一無二の世界観、すごく好き。
現実世界とは何もかもの価値観とその前提条件が違う世界に急に投げ込まれるから、最初はなんじゃこれ?という感じだけども徐々にその幹が見えてくる…
機械を介したセックスはもはや性器という身体的器官の役割の変容を示すものであり、器官の変容は進化でも退化でもなく無意味に生じるものだが、人間はその変容にポジティブな意味を与えることができるという、ある…
>>続きを読むゴア表現注意というよりは、むしろゴアしかないです
クライムミステリー仕立てのストーリーに食指が動くかもしれませんが、内臓摘出ショーとか、悪趣味なシーンを延々と見せられるので、耐性のない方は絶対に見…
人類が痛みの感覚を失った近未来。秘密捜査員のソールは、自らの体内で新たに生み出される臓器にタトゥーを施し、観衆の前で摘出する「ボディ・アーティスト」として、パートナーのカプリースと共に活動していた。…
>>続きを読む痛みがなくなった世界。
ボディモディファイがアートというより拠り所として機能しているように見える。
過去にあったであろう痛みを感じる為の行為のような。
痛みを感じないとフィジカルな接触の形は大きく…
クローネンバーグの新作を映画館で見れる歓びに陶酔しつつ、この年でもまだ未来を見据えた新しい世界観を構築する探究心に感服する。
過去作ではタイプライターやブラウン管テレビ、今回で言うとロッキングチェ…
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