凄い映画だった。
盲目で下半身不髄のヤァーコ。
1人では出歩くどころか倒れたら起き上がる事もできないのに、ネットで知り合った自分と同じように重い病気を患う女性の死期を悟り、勇気を出して会いに行く物語…
主人公にのみフォーカスを合わせ、ずっとヨリの絵という画面の狭さに正直前半はかなりの確率で周りが爆睡、、会話も電話越し、主人公以外顔が映らない。
が、主人公が拉致されてからの緊迫感がえげつない。この画…
被写界深度の極端な浅さで、ほとんどの形態が光に混じって外見認識のできない状況を表す。その演出はロウ・イエ『ブラインド・マッサージ』を思わせるところがあるが、本作は孤独と盲目による体感を伝えようとする…
>>続きを読む【映画デッキで戦う男】
国立映画アーカイブ開催されているEUフィルムデーズ2023に行ってきた。昨年、フィンランド映画祭で観逃がして後悔した『タイタニックを見たくなかった盲目の男』が邦題『ブラインド…
まず、矛盾を含んでいる映画のタイトルに惹かれました。どういうこと?
主人公ヤッコを演じるのはペトリ・ポイコライネン。結構長めの序章でヤッコが目が見えず、半身不随というのがわかります。会話の端々から…
傑作。盲目の男の視点で映画が進むから分からないことだらけだが徐々に明かされピントが合わないことにこんなに合理的な映画はない。
ヤニパセプロデューサートークメモ
ペトリさんとニッキさんがどう出会っ…
タイタニックを見たくなかった盲目の男のはなしだった…。主人公が独特で、フフッとなりながら見始めたのだけど、だから一層後半の彼の思いの叫びがより強く印象に残った。人生はつづく…。生きる人の懸命さがある…
>>続きを読む怖い映画だった。この世が「健常者」中心にできてるということを改めて認識させられる映画。
なんか世の中の建前的には"障害者"に対してはみんな善意であることが前提ということにされている感じがする(日本の…