なァにこれェ。
「霊的ボリシェヴィキ」も一応観たことあるが、そっち同様妙に政治色が強くてその部分がノイズなホラー映画。
あらすじ読んでも何にも入って来ない(そんくらい不意打ち的な演出も多い)。
結…
高橋洋は映画を通じて「彼岸」を捉えんと、おそらく「リング」(1998)のころから熱望し続けている。「霊的ボルシェヴィキ」(2017)、「恐怖」(2009)といった近作でもこの傾向は顕著である。
し…
冒頭、ブランコ椅子に腰掛ける女の向こうに見える階段を、白いワンピースを着た女がゆっくりと下りてくる、このショットからぐいぐいと引き込まれた。過去のある事件が現在の人物を飲み込んでいく話がベースにあり…
>>続きを読む『霊的ポリシェヴィキ』で監督デビューを果たした高橋洋氏の監督作品
昨年かな宝町にある国立映画アーカイブで開催された「ホラー映画のポスター展」でこの作品のポスターと紹介を見て以来気になっていた作品でも…
揺れ椅子,テレビ電話,過去テレビ番組話,女来訪,吊るし蛇落とし,イノシシ肉,部屋明かり消し,プロジェクター,複数外人女写真映写,ムッソリーニ処刑写真,縛り,オルガン讃美歌,炎,顔同化,斧,夢,焚き火…
>>続きを読む高橋洋による高橋洋のためのリミックスフィルム。
過去作からの数々のセルフサンプリング。
学生時代の『夜は千の目を持つ』から長編前作『霊的ボリシェヴィキ』までを大胆にミックスさせている。
一見、何が…
高橋監督作品は多分初めて。そろそろ上質な画面とか映画は飽きてきたなと思った頃(笑)に突然の魔法陣シーンが出てきてその一捻りに喜ばされる。予告編を観ていた時はもっとベルイマンみたいな話かと思っていたの…
>>続きを読む(c)2022『ザ・ミソジニー』フィルムパートナーズ