こんなにも暖かくて優しい時代劇があったのか!
見事な伏線回収と爽やかなエンディングにも関わらず、観たあとで切ない気持ちが抜けない不思議
道場に婿養子に行った殿様の弟と、その妻のBGMが良かった
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タイトルに余話と付いてるだけあって、要は外伝みたいなテイストの作品であるが、大河内丹下モノの中では最も高い人気を誇る作品。監督は早世の天才・山中貞雄。
それまでハードなテイストが持ち味だった丹下左…
高校生の頃…ハガキで鑑賞に応募したことが。人生で初めて抽選に当たったのが今作。フィルムセンター学生200円(当時)をケチったのか忘れたがフィルムセンターで観たはず。
今はリマスターされ、とても観やす…
撮り方がとにかく上手い。達磨を達磨として撮るのではなく、和室の床にポツンと置いたままの達磨が、部屋を出てショットが変わった後でも意識され続け、再び同じ画角に戻っても存在している予定調和と、蹴られた後…
>>続きを読むはじめに、サイレントからトーキーの流れを追い、考えてこと感覚的に書ければと思う。
今作を通して、その場の情緒を緩やかに表現するサイレント映画に付属された音楽と、その場で実際に「鳴る(っているとみせ掛…
10年以上ぶりに所有していたDVDにて鑑賞。
口伝で伝えられ、発展を遂げていった江戸時代のユーモアが、アメリカ的なコメディセンスと合わさり、自然に男は浮気する。
上手に覗き穴で見つかった実…
古い映画ですから、セリフがやや聞き取りづらい部分はあるのですが、構成がしっかりしていて、またおかみさんのキャラなんかもしっかりしていて(くすりときます)、何よりもこれほど江戸の時代感というものを肌感…
>>続きを読む最後ぐらいしかあまり印象に残ってないけど、時代劇と喜劇を掛け合わせている斬新さはいいと思う。
シリアスな場面や戦う場面だけでなく、ぷっと笑わせてくれる場面もある。
好みかどうか言われるとわからないけ…
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