【まとめシネマ】#1101
【まとめ】
* 孤独に寄り添うぬいぐるみ
* 細田佳央太と新谷ゆづみ
* 優しすぎる人の感受性
本作を語る前にひとつ注意すると、本作で描かれるものは「ピグマリオンコン…
生きづらい社会の中で、元気で乗り切るなんて出来ないから、ましてはぬいさーの人達はそれぞれ悩みがあるし繊細だから、みんな同じ部屋でぬいぐるみに話しかけるのはそういう社会が生んだ逃げ場所で本人達も居場所…
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「そういうことを話さないといけなかったのかな。話さないと自分のことも相手のこともわからないし」
「自分の言葉で相手のことを傷つけたくない。でも怖いからぬいぐるみに話し続けるのかな」
七森のこの言…
七森は私だ。
少し違うところは、七森は恋愛的な"好き"が分からないこと。けど自分の"好き"も憧れを抱いてるだけで、もしかしたらいざその人に女扱いされたら違和感で冷めてしまうかもしれない。よく考えたら…
共感しきれない、この世界観とその界隈の人たちの脳内に入り込めない、確かにある壁がいくつか存在していて、やっぱ心狭いな自分。「やさしい」とは。関係ないけど、自分は優しい人が好きだし、優しい人に触れる度…
>>続きを読む細田佳央太の演技は以前から好きなので、彼が主演という理由だけで観ることにしたけど、今作は細田佳央太らしい役であり、細田佳央太だからこその役でもあって、いつも以上に良かった。七森のようなキャラクターは…
>>続きを読む© 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」