なるほど、全然大丈夫じゃない
ぬいぐるみとしゃべるサークル「ぬいサー」
優しすぎる人たちの繊細な空間
暖かな斜陽射す部屋のぬいぐるみたち
楽しい事もつらい事も話す相手はぬいぐるみ
それは自分自身と…
このレビューはネタバレを含みます
2025年 77本目
些細な一言や行動を顧みて加害性について真剣に考えることって、とても大事なはずで。
その結果綺麗な言葉や語気の強い振る舞いができず生きづらく感じてる人は今もたくさんいて。
そん…
ちょうどこの間購入したぬいぐるみが届いたタイミングだったのもあり視聴。
想像していた雰囲気とは随分違ってました。
普段言語化して考える事の無かった部分にやんわり光が当てられているような、どこか怖さ…
登場人物みんな好き。
みんなの穏やかな話し方が好き。演技が好き。
素にしか見えなかった。自分に映るみんなが素の姿であってほしいという願望もあると思う。
タイトルからぬくもりが伝わる。部員の集まる部室…
このレビューはネタバレを含みます
以前からずっと気になっていた作品なのだが、監督の金子由里奈さんが高島鈴さんと往復書簡を交わしていたのを読んで「この文章を書かれる方の映画を見てみたい」と思い立ちようやく鑑賞しました。
私にはめっち…
”優しさ”は人を助けるものだが、人によっては悩みの種になることもあり、優しい人が傷ついていることもある。かといって、自分が傷つくことによって自分が被害者になり加害者にならないようにして、モノゴトから…
>>続きを読む生きづらい社会の中で、元気で乗り切るなんて出来ないから、ましてはぬいさーの人達はそれぞれ悩みがあるし繊細だから、みんな同じ部屋でぬいぐるみに話しかけるのはそういう社会が生んだ逃げ場所で本人達も居場所…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
細田佳央太の演技は以前から好きなので、彼が主演という理由だけで観ることにしたけど、今作は細田佳央太らしい役であり、細田佳央太だからこその役でもあって、いつも以上に良かった。七森のようなキャラクターは…
>>続きを読む優しさや繊細さゆえに生きづらく感じる人にも刺さるんだろうけども、それで大丈夫とただ肯定するような一面的な内容ではないのがよかった。
彼らと違い"強い"社会の暴力性に適応しようとする生き方を選ぶ白城が…
© 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」