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エンドロールに役名と俳優の名前があって、あ、これちゃんと(?)ドキュメンタリーじゃなくてよかった、ってなった
「熊がいるから、余計なことするなよ」っていう圧力が、2組のカップルや村人やロケ隊やパナ…
映画撮影現場で起こる事件と、それをリモートで指示するパナヒ監督が滞在する村での事件の2つが並行しつつ映画が進んでいく。撮っている映画もドキュメンタリーでどこまでがフィクションなのかが分からず、事態が…
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どこまでが事実でどこからが創作なの?
あと熊って何ーーー?
とか考えてて、で、パンフ読んだら"フィクションとノンフィクションのハイブリッド"って書いてあったからこれが監督の意図だったんやとわかり、…
パナヒ監督は、国境付近の小さな村で助監督に指示を出し、偽造パスポートで国外逃亡を図るカップルのドキュメンタリーを撮っていた。監督が滞在する村では、村の掟で愛し合うことが許されないカップルのトラブルに…
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初めて見たとき、30分後に爆睡し、目覚めたらエンドクレジットだった…、ということで、仕切り直して8日後に再鑑賞。
凄い、凄すぎるの一言に尽きる。内からの告発というのはこういうものなのか。気を抜くと…
パナヒ監督自らが辺境の村に滞在して映画撮影し、映画の構造解体を試みる。どうしたってキアロスタミの『そして人生はつづく』を想起せずにはいられない。
「熊は張子、俺たちを怖がらせる作り話で、権力の誇示…
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