顔を捨てた男の作品情報・感想・評価

["人生におけるすべての不幸は、現実を受け入れないことから生じる"]　80点

傑作。アーロン・シンバーグ(Aaron Schimberg)長編三作目。前作『Chained for Life』はルッ…

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自分の外見に強いコンプレックスを抱いている男が、とつぜんイケメンに変わるが、内面は以前のままなのでトラブルを起こしてしまう。
わりとよくあるカルトホラーの設定で、映像もレトロフィルム風のフィルターが…

主人公はただ可哀想な感じで、後半は昔の自分と似た顔をした性格の明るい人が出てきてそこの嫉妬から人生を壊していく話だったけど、まずお金があるかないかは結構デカい差だろとは思った。けど、その分人の心の醜…

あまりに酷い尊厳破壊を見た。

自己否定は痛みを伴うもの。
自主的に捨てたとはいえ、自分自身「だった」ことには変わりなく
他人がゴミ箱から拾い上げて好き勝手嫐り、嘲り、弄ばれてはたまったものではない…

デヴィッド・リンチ臭がすごいんだけど、起承転結がしっかりしており、普通のエンタメ映画として消化できる。

展開や脚本的な仕掛けがあまりにも釈然としすぎているためカルト感は少ないと言うか、ミニシアター…

めちゃイケメンになったエドワードなのに、以前の自分の顔と似たオズワルドが現れ、人生が狂い始める。一瞬、昔のエドワード？幻覚、妄想かと思ったが別人だった。最後どんでん返しがあるかと思いきやそうではなか…