ガンを宣告された小説家の井上光晴の生涯を追いかける。原監督のトークショーで手術シーンや虚構論についても聞くことができた。虚構=生なら真実=死なのかなとか想いを馳せる。瀬戸内寂聴が一番の嘘つきというこ…
>>続きを読む先日「あちらにいる鬼」を観賞した時に瀬戸内寂聴さんと不倫関係にあった井上光晴と言う小説家がとても気になり、こちらを観賞。
ほぼ映画の内容とドキュメンタリーでの内容は一致していました。
意外にもそんな…
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当時の有名作家に対する一般人による憧れが、描かれていて、せせら笑ったけど、同じ一般人として哀しくなった。
本作を鑑賞した小谷野敦の感想で、井上光晴が文学教室の生徒たちとセックスしてる事実が語られて…
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83/120
佐世保のおっちゃん。
本能的に生きる井上に、屈託なく喋り続ける井上に感銘を受けた。
伝習所の生徒のインタビュー次カットで井上の真顔から始まるのズルって思った。笑
でも、講演会などで井…
虚飾ないまぜ。タイトル通りの全身小説家。ゆきゆきてもそうだけど、秀逸なタイトルだね。
魅力的な通る声だよねぇ。選り好みしない3割バッター(埴谷談)😝
開腹手術丸見え。主治医はカメラの前で病状を冷…
両親から見放され、佐世保で祖母に育てられた原体験をもつ作家・井上光晴は、来る者は拒まないスタイルで門下生たちへ熱烈に作品の品評をしては、呑みまくったりしていた。
その熱情と、鋭い洞察力で、周囲の女…
原監督の力量よ。
ただ個人的に井上光晴という人に興味を持ったかというと、そうではないな…。
女性のことを「アンタ」って呼ぶ男は好きじゃない。
んで寂聴さん、弔辞で「男女の関係はなかった」と仰っ…
うそつきみっちゃんこと井上光晴。肝臓がんの手術、死亡まで。
文学伝承所の生徒たちとの交流、講演会の様子。な日々を追いかける。
並行してファミリーヒストリー。こちらだけでも面白い。
自身が書いた伝記や…
【1994年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『ゆきゆきて神軍』原一男監督作品。『地の群れ』井上光晴の晩年に密着したドキュメンタリー。瀬戸内寂聴と不倫関係にあったことが知られ、昨年の『あちらに…
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