このレビューはネタバレを含みます
朝井さんの作品(本)は読んでいて
テンポが独特だなと感じていたので
その独特さが映画にも表現されていた
ような気がする
ただ映画になるとテンポ感は読んでいる時よりも緩やか?になりスムーズにみることが…
正しいとは普通であること。でも、普通じゃないことは悪いことではない。
世間一般的には多様性が認められる社会になってきているのだろうけれど、裏腹に身近なところではより同調圧力が強まり、生きづらく…
原作がすごく良かっただけに、なぜ全体の構成を変えてしまったのかと思ってる。
もったいない……
あのまま映像化すればよかったのに……
ただ Vaundyの"呼吸のように"は最高
あと新垣結…
正直に生きようと思っても正直な部分が腐っているかもしれないと思ってるから正直なんて表せられない。人物それぞれのマイノリティなことに共感する部分が多々あった。
誰かにとって当たり前のことは
誰かにと…
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新垣結衣と東野絢香の演技が素晴らしかった。
ラストの『居なくならないこと』は、普通の人(検事=貴方)にとっての普通ってことなんだね。
自分の見てきた当たり前の世界の端に、
やっと違う世界が見えた。…
この映画をまったく理解できない人は
多分"普通"の人生をそれほど苦なく生きてこれた人なのかな。
それって幸せなことかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。
この世界は
他人が自分には絶対に成れな…
このレビューはネタバレを含みます
理解出来るマイノリティと理解出来ないマイノリティとを自分の中で勝手に区別して、理解できない方を糾弾する癖に多様性とか言ってんじゃないよ。と言われてる感覚。
こちら側としては水フェチの人物視点から見…
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