aftersun／アフターサンのネタバレレビュー・内容・結末

歯磨き中の唾を鏡にぶちまけるシーンが衝撃的だった。
ソフィが少女向け雑誌(Girl ○○)を読んでいる時に父に話しかけられて、咄嗟に小説？を手に取るところや、大学生カップルのキスをじっと見ている感じ…

残り40分あったところで止めてたら配信が終わってしまったぁぁ、、、

他の方が書いてるような不穏さはあまり感じなかったけど、３１歳の父より１１歳の娘の大人な様子に目がいった。１１歳って境遇によっては…

難しい、察して味わうタイプの映画

直接的な表現はないのに、確実になにかがある感覚を心に残してくる。
父親の奇行とか情緒の不安定さがずっと続いてて、次のシーンで大変なことになってるんじゃないか！？と…

これは、、、、
情緒的な雰囲気と共に確かに死の匂いを感じる
言動からも行動からもうっすら父の自殺願望を感じるのに父娘の暖かいやりとりを見ていてそう感じている自分を誤魔化したかった
でもやっぱり最後は…

当時の父親と同じ歳になった娘が、11才の夏のバカンス中のビデオを見ながらあの頃の父に思いを巡らせる映画

ただのノスタルジックな夏の思い出の映画かと思って見ていると、ところどころにさりげなく父親が何…

2回目。
やっぱり難解だけど初めて観た時より良い映画だと思った。エモーショナルで時々鬱々とした場面が流れるけど最後の「Under Pressure」とリンクするダンスシーンは忘れられないな。余韻が残…

閉じ込められたビデオの中の記憶とともに、よみがえる11歳の夏。

余白がたっぷり、色々考えながら、余韻に浸る。

彼はいい人〜みんなそう言う〜おめでとう
元気に父を思い歌うソフィがキラキラ輝いていて…

思い出はいつだって不鮮明でざらついていて。
前半はただバカンスに出かけた仲の良い父と子のホームビデオだと思っていた。
けれどむせ返るような夏の空気も、この映画の質感とそこはかとなく漂ってくる後ろ暗い…

今の気分的に抽象的な作品は眠くなって入ってこないだろうと思いつつ、ずっと前からマイリストに入れていてもうすぐ配信終了なので思い切って鑑賞。

海外のリゾート地なぞ行った事はないが、夏の海や空を見ると…

ソフィ（娘）とカラム（父親）が楽しそうなバカンスを過ごしてる映画で、ところどころ不穏な空気感を醸してる映像とかカラムが情緒不安定な言動をしてるのが出てくる。何も考えんと見てたら綺麗な色彩の映像で不穏…