しっかり丁寧にドラマが紡がれていて見やすい。
ただ映画的な面白さは少なく、もっと視覚障害者ならではの日常のサスペンスなり盛り込めなかっただろうか。
最後にガラスが出てきて、『見えない恐怖』かーと思っ…
真鶴を舞台にした視覚を失った男とその周囲を行き交う人々の人間ドラマ。凡ゆる描写がとにかく丁寧で、1カットごとの動きや表情に意図があり、引き込まれ続ける。脇の一人一人に想いがあり、確かに、この世界に生…
>>続きを読む田辺・弁慶映画祭で観て、大変感銘を受けた。若手監督が頑張って作ったというレベルを超えている。静かに世界を肯定しているこの作品は、作者の世界観、人生観を反映しているに違いなく、自分の目に見えた世界をあ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
田辺弁慶映画祭のグランプリ。
とんでもなく素晴らしい作品でした。
思春期を過ぎて完全に目が見えなくなった成人男性と
その周囲を取り巻く親戚や友人のお話。
そこから感じるものもたくさんありますが…
素人照明だ。酷い。空間の設計とキーライトにばかり目がいってベースがなにもない、それは映画照明ではない。ただグレーディングももっとできただろうに。カメラの露出も間違い続けている。
今ではもっと良い光…
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