【クィア・パルム受賞のパキスタン映画】
第75回カンヌ国際映画祭にてパキスタン映画として初めて出品され、『CLOSE/クロース』を抑えクィア・パルムを受賞した『ジョイランド わたしの願い』が2024…
このレビューはネタバレを含みます
なんだかもう、感情が乱されてしまった。いまだ家父長制が力を持っていて、男は家族を養って一人前とされる社会。要領が悪く仕事が見つからない主人公は、妻が結婚式のメイクアップをして稼いでいるので、のんびり…
>>続きを読む結局この映画に関しては全て主人公の事勿れ主義極まれりが原因やん、社会のせいみたいにすんな。あと贖罪もあんなんじゃ足りねえぞ。
passengerのロゴフスキに勝るとも劣らんカス具合やな
"いっぱい…
[パキスタン、社会的/世代的移行期にある不確かな世界] 60点
サイム・サディク(Saim Sadiq)長編一作目。カンヌ映画祭公式セレクションに初めて選出されたパキスタン映画であり、ルーカス・ド…
結婚や出産、仕事に対する考え方を、当然あなたもそうでしょ?と決めつけられて会話が進んでいく時の取り残された感覚がよく表されていた。
伝統的な社会の中での男女の位置付け、トランスジェンダー、セクシュア…
設定、展開ともにそこまで真新しくなく、サードアクトで物足りなさも感じたため、周りの評価を聞いてかなり期待値を上げたわりには... という感じではあるけど、素晴らしい映画なのは間違いない。
本国でバ…
パキスタンのある父権制の家族の次男ハイダーは長男夫婦が娘ばかり産むので後継の息子を期待され、家政夫を辞めてちゃんと仕事について欲しいというプレッシャーをかけられている。そんな時友達から紹介してもらっ…
>>続きを読むパキスタンのサイム・サディック監督の初長編作。
カンヌで、ある視点部門 審査員特別賞とクィア・パルム賞を受賞。
家父長制が根強く残るパキスタンで、絶対権を持つ70歳になる父(車椅子)、兄サリームと…
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