"怪物だーれだ"
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市井の人々の盲点をあぶり出す挑戦作。
線をはみ出したら地獄…規範から外れた存在は時に怪物として忌避される。
誰もが怪物になり得るし、もとより怪物など存在しないともいえる…
豪華過ぎると言って良い製作陣から抱いていた高い期待を超えてきた。エンドロール中、色々な感情に心を支配され感極まってしまった。あの感情が何だったのかは分からない。それだけに様々な登場人物の数多くの感…
真意が見えない状態で対話を図らざるを得ない人間、自他両方の視点から孤独と排斥を感じた時点で"怪物"になる。スリラー調で謎の多い序盤から、徐々に全容が明かされていく構成が見事。画一的な生き方を強制する…
>>続きを読むFan's Voice試写会にて鑑賞。
驚異のスタッフ・キャスト陣で上がりまくってるハードルを超えてくるの信じられない。
冷たさと温かさと悲しさと愛おしさで気持ちが整理できない。
エンドロール後…
人間は自分の目に見えているものを信じて、自分が1番大切なものを守る。そのためには嘘も犠牲も必要で、それは誰もが抱えていて仕方ないことなのか。。
誰が怪物かも分からないし、誰でも怪物になり得て、怪物を…
時間が経てば経つほど好きが増す作品。完成披露試写会で観たものの、毎日思い出しては色々考えてしまう。
結末はもちろん言えないけど、映画特有の結末に賛成か反対か、みたいな議論をしたくない作品な気がする…
親・教師・子ども、それぞれの視点を通して見えてくる物事の複雑さ、いや、物事を複雑にしてしまう人間の不完全さや脆さを突きつけられ、只々打ちのめされた。
人それぞれに主義や主張、譲れないものや正義があ…
胸がザワザワして、見た後眠れない。
物語の面白さ、引っかかる違和感みたいなものが次々と回収される構成、展開に驚かされたのはもちろんなんだけども、
心にずしんとくる切なさと虚しさとちょっとしたピュアな…
©2023「怪物」製作委員会