今年観た映画で一番良かったかも。
いや今年どころか。
子供が中心になった映画だけど、これは人間そのものだった。
映画1000本は観てるけど、こんなに感動したの久しぶりです。
是枝監督はほんと凄い。
…
思い込み、断片だけで汲み取る、読み取ろうとしまうことの危うさを、全体通して感じました。
あぁ、これはこの映画の中で繰り広げられる物語限らず、日々起こりうること。
後半からの点と点が繋がっていく様は…
ひとつの物事が三者三様、また、それ以上の視点から描写されていてとても面白い。
そうなんだよ。
どうして物事の表面しか見れない人が多すぎるんだろう。
答えはひとつじゃない。
本質を見抜くのは簡単じゃ…
若干ストーリーに違和感あるところあったけど（先生が謝罪の時に飴舐めた時とか後のストーリーを見るとそんな人間には思えなかった）、それも含めてそれぞれの視点からの物の見え方の補正みたいな感じなのかな
子…
なんの前知識もなく鑑賞したため、最初は担任教師はじめ校長などやばい学校の怪物具合を描いていくのかと思いながら鑑賞していたが、見事に裏切られた。
これが怪物の正体か！という対象が二転三転し最終的には…
予告からして「怪物だーれだ」とあるから自然と誰が怪物かなー、どうせ子供とか社会っていうオチだろうなーと思いながら鑑賞。
母親視点、教師視点、子供視点で完全に話が切れて3幕で進む。引き込み方はさすが。…
▪︎あらすじ
教師が生徒に暴力、暴言を与えたことから退職になるまでのストーリーを母親、教師、子供たち、それぞれの視点から描く。
▪︎感想
最初は母親視点から。
息子がいじめられているのでは？と学校…
©２０２３「怪物」製作委員会
