視点が変わるたびに物語の輪郭が変化していく傑作。
母親・教師・子どもたち、それぞれの立場から「怪物」が浮かび上がるが、果たして本当の怪物は誰なのか。
ただの社会派ではなく、人間の優しさと弱さを映…
怪物というタイトルなので、誰が悪だと探しながらみたが、終わってみるとそれぞれの立場で描かれると同情できる部分もあるという文脈の作品。
だが、先生など人生が大幅に狂ったことを考えると、正直その中で誰…
母親の願う結婚して幸せのような多数派の幸せに合わせようとして自分は幸せにはなれないと決めつける少数派の生徒の「よくわからないんだけど好きな人がいるの でも人に言えないから嘘をついてる 幸せになれない…
>>続きを読む登場人物それぞれがそれぞれの怪物に知らず知らずのうちになっているようで大げさに話してしまったことや小さな嘘がうまく噛み合って大きな問題に繋がる様子が見ていて面白いと同時に少し恐ろしくも感じた。
瑛太…
©2023「怪物」製作委員会