セリフが絶望的に良くない。主題も、対話も、論点もない映画。風景も登場人物ものっぺらぼうで、エネルギーを感じない。情報量や掘り下げが弱く、人物も団地も描けていない。
団地には蜂の巣のように人が住んで…
描かれなかった部分に強い引力を感じる群像劇。
始まって早々、ジョンのサンが原っぱでリハをしているシーンが始まり面食らった。
失った瞬間、失った後、失っていく過程がそこにフォーカスを当てすぎること…
交わりそうで交わらない。
交わってしまったらドラマすぎるし、ひとつに収束してしまう。その人それぞれの人生があってニアミスだけれど違う線で生きているという構成がとても美しい。
バスドゥヴォスの作品の…
このレビューはネタバレを含みます
ジョンのサンを知ったのは、コードーラジオっていうポッドキャストだった。好きでよく聴いていたはずなのにいつしか聞かなくなってしまった、とか思い出したり。
全ての地続きについての映画だった。どこで区切っ…
決まりまくっているショットの連続だけど重くない、体になじんでいくような映像の積み重ねだった
間をゆったり丁寧に物語を紡いでいるような感じがした
花火の火を継いでいくように、だれかからだれかへカメラの…
【環境映画かと思いきや】
懸案だったお芝居が無事千穐楽を迎えて久しぶりの映画。
今日は水曜だからいわきPIT。
ストーリーはありません(少なくとも私にはそう見えました)
多摩ニュータウンのとある夏…
オールドニュータウンストーリーズ。
自分がニュータウン生まれニュータウン育ちで、
ずっと何もない町でしか思ってなかったけど、ニュータウンって中身は家族の愛で溢れた美しい街なんやなって思えた。
…
このレビューはネタバレを含みます
『わたしたちの家』で衝撃を受けた清原惟監督の新作。本作も、特異でチャレンジな作品であり、優しさや暖かみを感じながらも、得体の知れなさや不思議な魅力が詰まっていて素晴らしかった。日本映画界の最注目…
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