村瀬大智監督作品。
本作の上映は、「永遠じゃない」し、在ったことをなかったことにしないためにも、一見してほしい作品ではある。
奈良県の川上村を舞台に旅館屋の12歳の娘・イヒカが祖父・シゲの記…
山間の村の老舗旅館が舞台。
緑のゆらめきや川のせせらぎ、そして雄大な自然…日本の原風景を見る様な静かな佇まい。
失われる、色褪せていく自然や風景、命は儚いけど、胸の中にそっとしまい、地に足付けて今…
予告編からの期待通り、良い!村瀬大智監督、これは、また日本から新たな映画の才能が出て来たと言って良い。現代日本における山深い田舎を舞台にした映画を観たのは久々。ファンタジーとしての『わたくしどもは。…
>>続きを読む奈良の山深い村
うちの地元らへんや、お母さんの実家みたいなけしき。
風でカタカタなる窓は、うちの実家と同じ音。
出ていったり入ったり、また出ていったりするフチが、魚だけでなく人間にも必要。
幻の…
このような静かな作品は海外の方が興味を引くかもしれない。だが、「PERFECT DAYS」みたいに化学調味料まみれ(作品レベルの割に人気を博しただけに敢えてキツめの表現をさせてもらった)の非現実的作…
>>続きを読む変化、変容を捉える時に起こりうる虚構性を如何に払拭していくのか、ということに関してそれなりの成功をおさめていると思う。
カット毎に映し出される川上村の風景は確かにどれも豊かで、そこに在る人々を包み…
おじいちゃん役の人がマネーの虎の謙虚ライオンみたいだなとか思って観てたら見事に寝た。盛大に寝た。
大概私が悪いが作品も悪い。
だって完全に寝かせにかかるトーンだったもの。
「地方再発見」みたいな…
©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva