日本の原風景のような自然や懐しい街並み、家屋、代々続いてきた人々の暮らしぶりが美しく映し出されている。癒し。
台詞は少なく淡々とゆっくり時間が流れる。
祖父と母の生き方に次代を担うイヒカは何を思う…
《霧の淵》
大自然の中で生かされている"今"は"今だけ"のものではない。"目に見えるものがすべて"だった頃から"見えないもの"に気づき始めるイヒカ。極端に削ぎ落とされた言葉の中で画面に映っていないも…
この手の作品(ストーリー性のない作品)にしては、映像があまりに俯瞰的過ぎると思う。
作品自体は内容的にも河瀬直美の影響を大きく受けているのは明らかであるが、気持ち悪さ(勿論いい意味で主観的な表現)が…
奈良の山村を舞台にした「PERFECT DAYS」。幻想の東京ならぬ、幻想の奈良。自治体主導のプロジェクトであることもそうだが、作品の雰囲気にも共通点を感じる。
「淵とは流れが緩やかなところ、魚は…
記憶を巡る映画かな・・・
人の記憶と土地の記憶・・・
奈良の山深い寒村🏔️
今は大学生の映画制作のロケ地になったり、
都市からスローライフを目指してカフェ等を開いて第二の人生を楽しむ場所でもある☕…
イヒカはおじいちゃんとお母さん、そしてお父さんのこともちゃんと好きなんだなって。ずっと無表情で浮ついたところがない淡々としたイヒカが、お母さんと笑い合ったとき、初めて声を張って感情をみせたとき、思春…
>>続きを読むうーーーーん、って感じだったなぁ。
僕はやはり、映画(に限らず物語)には「ストーリー展開」を求めてしまう。時々、「何も起こらないのにメチャクチャ面白い」みたいな作品もあるが、そういうケースは稀だ。…
©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva