天井が閊えた息苦しさを感じるローアングルの連続には閉口するが、早撮りで撮られた作品としては上出来の加藤泰監督、番場の忠太郎中村錦之助主演の股旅映画の秀作。どうしても、稲垣浩サイレント作品との比較にな…
>>続きを読むホン・サンスばりの引きのロングショットが続く中、松方弘樹の母役夏川静江に掌を重ねつつ代筆して貰うと、その距離の近さに実母の面影を重ね涙を流す。それは終盤母妹に名を呼ばれながらも沈黙したまま流す涙とも…
>>続きを読むほんとに久しぶりに再鑑賞。
「瞼の転校生」を観て、再度観たくなったからだ。
それで感想をいくつか。
物語はもう定番化しているので、改めて何か思うことはないのだが、やはり加藤泰の演出。特に長回しのシー…
最初のアクション終わってからいきなりの長回しで、そのショットでの、映像の1層目と2層目がちゃんと連動してて、さらにキャラが行き来して「おー」ってなる。
と思ったら、全編長回しが散りばめられててびびっ…
ラストで柱の陰から自分を探す母らをそっと見つめる忠太郎は非常によかったですが、それ以外は特に印象に残らなかったです。
ヤクザ者としての境遇と、瞼に浮かぶ母の姿がイマイチ噛み合わなかったため、瞼に浮…
弟分のいざこざに巻き込まれ対抗するやくざを斬ってしまった男が逃亡がてら生き別れた母を探しに江戸へ🔍・・・
ママンに会いたすぎる浪人...😳。
オーバーだよな~笑
江戸を探し回る中盤はウトウト..…
瞼を閉じると浮かぶ面影に理想の「母」を見出している博徒が江戸中の妙齢の女性に「もしかして貴女はおかあさん?」とアプローチをするなんだか不思議な物語。
実の母に出逢うも決別し「瞼の母」が消えてしまっ…
このレビューはネタバレを含みます
孤児だったヤクザの番場の忠太郎が母と再会するお話。えらくリアルな路線の夜鷹。ゴシック体のクレジット。
いきなりの斬り合いでテンションが上がりました。しかしそこから半次郎の疎開まではかなりドタバタと…