瞼の母の作品情報・感想・評価・動画配信

『瞼の母』に投稿された感想・評価

時代劇って本当に役者次第なんだなあ。しかも脇役、エキストラ(大部屋)に至るまで、この時代は活気を感じるもの。量は質に転化する。まずは数をこなすこと。

長谷川伸の有名な股旅物だが、あまりよくわからなかった。日本人っておセンチだったんだなって思うし、こうも情報通信の発達した時代の人間には生き別れみたいなものにリアリティがあまりないので、自分ごととして…

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松方が若い
4.5

セットの裏側を突き抜けていく横移動が相変わらず気持ちいいし、萬屋錦之助の背中から横顔への90度、抱き合う母娘の360度パンも滑らか。

木暮実千代のもとへボロボロになった昔の知人(?)が訪ねてくるシ…

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天井が閊えた息苦しさを感じるローアングルの連続には閉口するが、早撮りで撮られた作品としては上出来の加藤泰監督、番場の忠太郎中村錦之助主演の股旅映画の秀作。どうしても、稲垣浩サイレント作品との比較にな…

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手前と奥で役者を動かす演出はあるけど、ローアングルカットが全然あらへんくて意外やったな。
錦之助の芝居は良い

長谷川伸の原作を加藤泰が脚色監督した股旅ものの傑作。錦之助の企画が延期になったことで、穴埋めとして15日間で仕上げた作品。オールスタジオセット.長廻しの多用などで時間の無駄を省いたことが、逆に良い効…

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はじめの方の殺陣は、割ったり寄ったりしていないせいか、あまり良いものには思えませんでした。
 木暮実千代の居る部屋へゆっくりと近づく蘆屋錦之助の動き。畳に縋り付く木暮実千代を回り込んで捉えるキャメラ。小判を貰って感謝しながらも三味線を弾き始めるまでを撮る選択。横顔のクローズアップ。

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