このレビューはネタバレを含みます
薄暗い染め物工場で白い腕やはだけた肩と黄色や青色や真っ赤な染め物が美しいこと。
阪大研究室に訪ねたあと、食堂での2人の会話に合わせて、テーブル上の🌼黄色の花とランみたいな花を交互に映している。
…
宮川一夫さん大暴走!でも、あの夜は赤かったんだと思う!!あの夜というかあの時間だけは!!赤くなくなって現実に戻ったら、ありふれた不倫だと気づいてしまう。上原謙さんも急にセコい男に見えてくる。
現実に…
京都の老舗染物屋の長女で職人のきわはその手腕で人気を博していた。ある日彼女はたまたま出会った阪大の教授の竹村と出会い恋に落ちるが竹村には妻子がいた…というお話。
沁みました…
現代風に描こうとし…
膝に寄っ掛かる山本富士子の破壊力。景観と染物の世界は魅力溢れてたけど話は好きじゃない。川崎敬三の「岡本五郎」も残念すぎるし。
女学校時代の友人が言う「あんたの崇拝者やった」とこの話が何気ないけどすご…
当時キネ旬ベスト2かぁ。
編集のカット割、電車の中でいきなり歌い出す女子高校生たちのシーンなど演出に緩みが感じられるが、そうですかぁ。
それに山本富士子始めとする女優人が、設定30才前なのに、今な…
・
●大映4K映画祭 夜の河
・
名作は色褪せないし、何なら4Kで本来の輝きを取り戻す。
吉村公三郎監督、山本富士子主演の、染物屋の娘が妻子ある大学教授に恋をしてしまうラブロマンス。
70年近い月日…
男に頼るばかりではない新しい女性像を描いた吉村公三郎監督初のカラー作品。ずっと観たかったので感激です!
主人公は女性でありながら父と共に京染めの職人として働き、ろうけつ染めの新しいデザインを描き、…
©KADOKAWA1956