コルム・バレード監督作品
1981年アイルランドの田舎町
大家族の中でひとり静かに暮らす引っ込み思案で寡黙な少女コット
母親が出産の為に夏休みを親戚夫婦キンセラ家の緑豊かな農場に預けられ過ごす…
ある少女のひと夏の物語。少しウォルター少年を思い出した。ポストまでの木々が生い茂る小道を走るコットのシーンが美しかった。
途中登場する嫌味盛りだくさんのおばさんが展開的には必要だったのかもしれないけ…
ラスト泣
こういう映画を見て思うのは、本来誰かを癒やすはずの立場の人が、その誰かによって逆に癒されるということ。癒し癒され、もっと観ていたかった。寡黙で足の速いコットが逃げるために走った夏の始まり…
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