誰でも自分に降りかかった性質や境遇を受け入れて、または無視して、または妥協して生きていくしかない。他にはどうしようもない。だが、みっともなくグズることくらいはできる。そのみっともないグズりを素直に映…
>>続きを読む全体的にゆったりと進んでいく感じで、これと言って何か起こるタイプの作品ではないのに、なぜこんなに惹かれるのだろう。なんならBGMさえもない。
「とにかくこの物語と美しい景色だけに集中してくれ」とス…
8歳の朧げな性自認を否定するでなく然りとて全肯定で突き進むでなく、蜂も二万種類あるねんでとアンミカイズムで子供を見守る家族の視点で見守る様子の自然さが良い。定まらない主人公の呼び名が揺れるアイデンテ…
>>続きを読む2025年39本目
8歳のアイトールは自分が男の子なのか女の子か、自分が何ものかわからなくて、それに葛藤する姿を描いた作品。
8歳で既にこういうことを考えるんだなと思ったけど、自我がしっかりしてき…
ほとんどの時間、"人"を映していたのが印象的。その中でおそらく唯一、人以外にフォーカスが当たったのが聖ルチア像だったように思う。
ただ、なんとなく彼女の周りの雑音が大きすぎて散漫になっていたような気…
とても良かった。
トランスジェンダーと家族のテーマだけでなく、普遍的な家族の問題を描いている点が好感触。
バスク地方の景色と独特のカルチャーを取り入れていて、見ていて癒される瞬間もある。
でも…
8歳のアイトールは自分の性自認が分からず悩んでいた。芸術家の母親や祖母からの理解も受けられなかった。フランスから夏休みで訪れたスペインで初めて出来た女の子の友達と楽しい日々を送っていたが。。
自…
ルチア
母は人目を気にしない強さを持たねば生きることができなかった。
しかし、それ故にルシアのデリケートな問題に対処出来ない。
全ては更に上の世代からの影響があり、形を変えた同じ不幸が繰り返される…
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