女らしさとは何だろうか。
ドキュメンタリーだけどこの映画の全ては虚構。ゲームボーイで遊ぶ子供と玉三郎さんのやりとりも劇中劇も、演出による虚構のドキュメンタリー。男の自分が化粧をし女を演じる事も虚構。…
静かで穏やかな行動。カクカクしていなくて、次のアクションまでの移り変わりのなんと滑らかなことか。
そして穏やかで柔らかい仕草。男が見た女なのだから、これは女であるとしてもフィクショナルかもしれな…
一言で言ってしまえばとても美しい映画でした
ドキュメンタリーという体裁をとっているけど、確実に演出も入っているしフィクションとドキュメンタリーの境界を彷徨っているような感覚
どんな映画もドキュメンタ…
このレビューはネタバレを含みます
おかわり鑑賞
初見では感じなかったポイントが多いので備忘録として
・化粧をするところからではなく、まず落とすところを見せるという構成が素晴らしい
・杉村春子さんの所作の美しさ
・タバコのシーンは考…
ダニエル・シュミットといえば昔読んだ蓮實重彦の本で度々その名を目にした記憶があるのだが、実は作品自体はこの『書かれた顔』が初めてであった。なんとなくヨーロッパの凄い監督で格調高い作品を撮っているんだ…
>>続きを読むあまりにも美しすぎる。目が眩むほど、感情を失って画面を凝視せざるを得ないほどに美しい。
私はこのフィルムの終わりとともに世界が消滅してしまっても、何一つ後悔などない。こんな奇跡を目の当たりにして、な…
🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE