情炎の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『情炎』に投稿された感想・評価

立原正秋の原作を、吉田喜重が脚色・監督した。愛のない結婚。そして母の愛人だった彫刻家と再会する。そして見知らぬ土工と関係を持つと、プライドを傷つけられたのか、夫は離婚に応じる。不毛の愛。 ポレポレ東…

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KT
4.0

日常ではなかなか体験することのない、濃密でスキャンダラスな人間ドラマに心を揺さぶられました。母親の恋人との禁断の関係や、夫の妹がレイプされるという衝撃的な展開など、常識や倫理を越えた物語が次々と描か…

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奔放な母親を持つ抑圧された娘…
よくある題材だが、性の触媒となる肉体労働者を高橋悦史が演じていた。
理知的なイメージが強いので、マーロン・ブランドみたいな役柄が少し新鮮。
太地喜和子みたいなギャルが…

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324
3.7
所有、自分を自分に奪い返す。岡田茉莉子のうつぶせ隆椎、労務者、石工、母、海辺の薄汚れた小屋、トラック。
n
-
恋とか愛というより、本能や業、覚悟についての話だったように思う。
静寂がとても魅力的だった

愛なき結婚生活に倦む人妻の内に宿る情欲を繊細なタッチで描く。古都・鎌倉が舞台、主人公は常に和装、と純日本風なものを背景としながら、全体の雰囲気にアントニオーニやルイ・マルの作品と通じるようなヨーロッ…

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Rin
-

(別媒体から感想を転記)

2023/07/03
抑圧された女性の性を描く。パキッと鋭いタイプの吉田喜重で好み。今回のシネマヴェーラさんの吉田喜重特集、全22作中14作観ることができた中で、殿堂入り…

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うっへえ、いかにも北原正秋っぽい話……妖艶な手つかずの女(処女ではない)って立ち位置ほど現代映画社の岡田に合うもんはそりゃないわな。

「女のみづうみ」の吉田喜重が脚色・監督作品。昭和41年度上半期直木賞を受賞した立原正秋『白い罌粟』原作。岡田茉莉子33歳、木村功主演映画。

綺麗な岡田茉莉子を観よう第一弾*\(^o^)/*

女の…

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odyss
2.5

【今から見ると生ぬるい】

岡田茉莉子主演で、吉田喜重監督により立原正秋の小説を映画化したものだそうです。私は原作は読んでいません。

情夫を持つ母に反発して育ったヒロインが、ある時情夫である男性に…

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