久しぶりの映画鑑賞。
楽しみにしていた本作。期待通りの北野武ワールド。
自身の首を掛けて出世を目指す武士達。その志を嘲笑うかのように呆気なく飛んでいく首。
生きている証・死んだ証でもある首そのも…
徹底的に情け容赦なく、ヒロイズムを一切排除。2023年に戦、戦争を描く際の世界基準。
しかもエンターテイメントもある恐るべき映画。
日本に北野武監督がいて良かった。
追記・全くカタルシスなんてない…
いつものキャストにいつものタケシ節の戦国となればこうなるよねという感じそのままでアウトレイジや座頭市ほどのインパクトは感じられませんでした。
要所要所にイベントがあるので緩急はつけづらいから仕方な…
首!首首首!!
辺り一面に転がる老若男女の首首首!
これまで見てきた歴史ものは全部嘘だったんじゃないか?ってくらい容赦無い!
いやいや今更書かなくたって、ずっとこの国はそうだった!と言わんばかり…
今までで一番人の首が刎ねられた映画。
死と暴力について深く考え、そうした色の濃いフィルモグラフィを残してきた北野映画ならでは時代劇。
本能寺の変×アウトレイジ、狂ったパワープレイを堪能できました。
…
北野武が考える戦国時代を観てきました。
タイトルバックから圧倒的オーラを放ちながら始まった作品
こんだけテンションの上がるオープニングは久しぶりでした。
舞台は信長の天下統一まであと少しの時…
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