「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」といった名作映画の原作小説で知られ、欧米ではアガサ・クリスティと並ぶ人気を誇るパトリシア・ハイスミス。
中でも偽名で発表した自伝的小説「キャロル」は、1950年代の…
このレビューはネタバレを含みます
ゴッホの手紙を見た時も思ったけど書くことの力はすごいなと思う。行ってみたい外国を日記の表紙にリストアップしていたエピソードが印象的だった。小説もここじゃないどこか別の場所への痛切な憧憬が描かれていて…
>>続きを読む劇場に見に行く予定だった当日、怪我をしてしまい、見られなかった本作をようやく配信にて。
ハイスミスの人生を知ることで以前に増して彼女に興味が湧いた。映像化された作品が間に挟まれるからか、他のドキュ…
ハイスミスの作品よりも、作者自身の生い立ちや実生活(主に恋愛)に迫る内容で、興味深く鑑賞した。ハイスミスは勝手に寡黙で硬派なイメージがあったけど、意外に交友関係が広く恋多き人だったんだなあと思った。…
>>続きを読む2024年版のNetflix版のリプリーは見るのをためらいました。
原作小説と映画アロンドロン主演の太陽がいっぱいは良かったけど、マット・デイモン主演のリプリーは、アメリカ/ハリウッドのにおいがキツ…
いちばん好きな海外作家なので映画化されてうれしい。幼少期のエピソードとか写真とか知らなかったことだらけで楽しい。
近年サスペンスの作家としての評価以上に同性愛の側面がフューチャーされてるのはちょっ…
パトリシア・ハイスミスの名前を知ったのは、パーフェクトデイズの中の古書店での事、犬山イヌコさんの言葉だった。
それは誰だと調べたら[キャロル]の原作者。そして私は映画[キャロル]が好きだった。
車…
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