アキ・カウリスマキが異端の映画監督であるということがよくわかりました。
まず、最初あたりのパートは人物が物質的すぎて、逆に動きがない映画だな、と思ってしまった(肉が流れて溜まって、うにうにしてるカ…
カウリスマキ2作品目。オフビートでシュールなユーモアが心地いい。
多少の治安の悪さや雇用主の厳しさが我々の想像する福祉国家としてのフィンランドとは異なる新しい一面を提示するが、やはり店や街や部屋のイ…
ひさびさにレビュー書きたくなる作品でした。
間といい、シュールさといい、労働者階級の中年の孤独な主人公たちの見窄らしさといい...見始めてすぐ世界観にハマってしまいました。途中、ラジオから流れてく…
ブレッソンの様に全く無駄なカットも説明も無く、ひたすら主人公二人の不幸な成り行きを淡々と描き続け、映画を成立されてしまうカウリスマキの名人落語の様なスタイル。
殆どの登場人物は静止画の様に動かず、感…
昔の映画みたいな雰囲気の中に現れる「ゼレンスキー」に困惑しつつ、同時代性を閉じ込める監督の意図を読みとった。時々現れる鮮明な工事現場の様子や若者の服装は、この映画が新しいものだってことをわからせてく…
>>続きを読む社会の荒波にすっかり憔悴した中年男女ふたりの、静かで実直で、等身大な文系ラブロマンス。
寒々しい北欧の雑踏に、古めかしい劇伴と、クレショフ効果なミニマリスト二人の出立がとてもさまになってて、こんなん…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen