やはり無駄がないアキ・カウリスマキ。
正直いって味は似たようなもんなんだけど、栄養価が高いというか見るたびに映画としての感性が磨かれたように思わせてくれるぐらいハイセンスに纏まった作品を提供してくれ…
ラジオからはひどい戦争の話、息の詰まる仕事、明るいことなんて一つもない毎日で、それでも一緒に仕事を辞めてくれる同僚や愚痴を言いながらお酒飲んでくれる友達がいるということ
好きな男のためならスーパーの…
劇的なことは起らず粛々と淡々と。別れ際に必ずつぎの約束したり、新しい食器を購入したり、花を買ったり恋だな〜。現代なのに昔のような設定でスマホやテレビじゃなくラジオで情報を得るのもカウリスマキ。おしゃ…
>>続きを読む男「犬の名は?」
女「あるわ」「チャップリンよ」
犬「ワン」
コメディに振った感じでテンポ良くて面白かった。だいぶ賑やかな印象だけど友達が隙間を埋めてるからかな。皆いい顔だけど特に警備員さんが映る…
素敵な映画とっても素敵な映画だ。
ヘンテコだけど、素敵な恋愛物語だ。
構図は上手すぎて、安心し切ってみたし、とっても丁寧で、大胆な映画。
本当に丁寧で大胆なんだよ。
完璧なまでに映画っていうか、そこ…
最低限のセリフと少しシュールな小ネタにクスッと笑える。
色彩が美しくてかわいい。
あと、その場のシーンに合わせて台詞ではなく音楽の歌詞で語るのも印象的だった。
友人とカフェで話すシーンのお寿司のピ…
世界一国民が幸福を感じているフィンランドの映画。作品ではむしろみんな不幸そう。悲しい顔の下にある正直な感情とは。
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【ブログ】
『枯れ葉』 無表情で生きていく
http://popclt.com…
カウリスマキの映画は2023年でも一貫性がある。どこか気の抜けた感じの俳優陣、視線の鋭い表現なんかもそのまま。
竹田の子守唄が出てきたり、ジャームッシュの映画見に行ったり、ちょこちょこ胸踊るシーンあ…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen