関心領域の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『関心領域』に投稿された感想・評価

映画は強制収容所内部の虐殺ではなく、その隣のホームドラマを映す。観客はその生活感あふれるホームドラマにこそ恐怖するだろう。そこにいるのは虐殺者であり、略奪者であり、しかし、紛れもなく自分たちと同じ人…

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3.4
今の自分が幸せである事を再認識しました

人の関心はそれぞれ。
罪を自覚している者、無自覚な者。
当時の環境がいかに日常だったかが分かる。

音が印象に残る映画だった。
平凡な日常、だけどもどこか不安げ。
それは音から感じ取っていたのだろう…

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めぐ
3.7
背景をスルーできる幸せ
3.4
無関心という危うさや恐怖が常にひしひしと心を蝕んでいく、、、
まる
4.0

当たり前の日常にフォーカスすることによって、ところどころで聴こえる銃声とか悲鳴とか、垣間見える焼却後の煙とかの異質性が際立っていた。
やろうと思えばグロ含めて何とでも描写できると思うけど、敢えて直接…

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tuki53
2.7
完全に知識不足。不穏な音楽に期待しつつ、いつまでも、あれ?と思うので会話もあまり入ってこず(笑)1時間半が過ぎてゆきました…
Emily
3.5
観たことあった。
始まって気がついた。
こんなことはじめて。
怖い。
kaco
4.5

命の尊さを伝える時、大抵は対象の人物像を描き、その人格が失われる事の喪失感を描く。だから、人を殺してはいけないのだ、と。
だけどこの映画は、その描写が一切ない。そのことで、人格云々に関わらず人間が人…

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映画というよりも、1つのインスタレーション(空間の作品化)を体験したような思いがする作品。

ここに描かれる「アウシュビッツの塀」とは、第二次大戦中にナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺(ホロコー…

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