瞳をとじての作品情報・感想・評価

『瞳をとじて』に投稿された感想・評価

あのヴィクトル・エリセの31年ぶりの新作と言うことで、公開前からかなりの話題になっていたにもかかわらず、公開後にあまりあちこちで語られることなく消えて行ってしまう印象なのだが、多分みんなどう語るべき…

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中庭

中庭の感想・評価

3.8

映画内のゆるやかな時間の流れを見つめていると、次はこんな会話が、こんなショットが来るかなと想像し、その想像が時間を追い越していくような表現しがたい混乱が生じる。時間はいつの間にか前進し、疑念や思い込…

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過去に衝撃的な作品を撮ったベテラン監督の放つ新作が、イマヒトツ噛み合っていないように感じたりもした最近の中にあって、そんな印象を大きく裏切る作品だった。素晴らしかった。

このレビューはネタバレを含みます

記憶というのは、視覚や聴覚単独ではなくて、共感覚的に記録されるものらしい。例えば雨の日は、湿気や匂いや音に手触りなどが一緒くたに残る。
この映画で、写真では蘇らなかった記憶が映像だと揺り動かされるの…

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Miidona

Miidonaの感想・評価

4.8

 情緒的で優しい音楽が、物静かな映像を更に魅力的に感じさせてくれる。弾き語りも忘れられない。初めてビクトル・エリセ監督の映画を観たけれど、各場面に美しさを感じられてじんわりと心に残る映画だった。長く…

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監督の盛大な私小説的(!?)自分語りと言えなくもない。のか。
メタが過ぎないか、映画への執着、なんなら自分の来し方行く末を映画で語りました。と受け取ってしまった。

色々重奏的に構図も物語も人物も作…

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時間をかけて、ゆっくりと
現実と非現実が重なり混り合う
0越

0越の感想・評価

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疲れていて大半寝てしまい非常に後悔…
一緒に観に行った人いわく本当に重要なシーンに限っては起きていたとのこと。リベンジしたい。

序盤の映画の内容に引き込まれる。印象的なカットが多い(寝てしまってた…

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Tea

Teaの感想・評価

4.1

ミゲルは監督自身なのかと思わせる設定だったが別人だった。
フリオは本当に記憶を失ったのか、それとも故意に失ったのか。
劇中劇のストーリーはフリオに大きく影響しているのだろう。
幼かったアナがすっかり…

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