既に劇場公開されてしばらくした頃、書店で原作を見かけて吉田修一の作品であること、琵琶湖が舞台になっていることを知って、慌てて原作を読みましたが、鑑賞当日(6/11)は夜勤明けであったこともあって50…
>>続きを読むすごいものを観ました。許されるなら、しばらくその場でそのまま泣いていたかったです。
ある過激な場面での刑事の涙が印象的です。根が好青年の福士くんなので卑猥な言葉は浮いていましたけど、暗闇で光るウル…
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【 世界は美しい。あとは人間次第 】
透明感漂うポスターとタイトルとは対極の内容。なんと言うか、恐怖と狂気がギュッと凝縮されたような作品だ。タイトルに因むのであれば、サラサラした水に飛び込んだと思…
湖の映像や、田舎あるあるな感じの映し方が、「ビジランテ」に似てるかなと思った。
湖に見つめられてる…。
圧力と服従、また、佳代も圭介もどこか諦めながら生きている。その2人の弱いところが上手く噛み合い…
戦前、戦中の暴力が組織的な形で現在に波及する。杉田水脈の発言を直接引用して敵意を剥き出しにするのは面白い試みだが、「世界の美しさ」のような抽象的な言葉を人物が口にすることには違和感を覚える。福士蒼汰…
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人は恐ろしさ、醜さを持っていて、それは連鎖してしまうのだと改めて思った。
一方で、人は優しさ美しさも持っていて、こちらも連鎖すると思う。
作品中に「恐ろしさ醜さの連鎖に取り込まれてから何事も美しい…
考える要素がありすぎて、なかなか整理のつかない作品である。大作と言っていい。最初は高齢者施設での出来事からはじまる。事故か事件かはまだ不明だが、高齢の老人が亡くなった。その老人には過去があり、夫人…
>>続きを読む見応えのあるチャレンジングな作品でした。
「湖」という綺麗でもあり、何か恐ろしさを感じる場所に、何か吸い込まれる様に様々な人間模様が展開される。
何か得体の知れない怪物がそこ(湖)にいる感じがしま…
歴史は繰り返さない。但し韻を踏む。
といったような言葉をNHKで磯田道史さんが言っていたのを
映画を観ながら思い出しました。
戦争時代の関係、職場の関係など
同じではないけれど、支配と服従の関係性…
©️2024 映画「湖の女たち」製作委員会