現在イギリスには死刑制度がないそうだ。その廃止の原因となった“エヴァンス事件”を、公判資料をほぼそのまま流用して映画化した“true story”らしい。連続殺人事件が題材となっているだけに、さぞ重…
>>続きを読む名作も凡作も駄作もたくさん撮ってる職人監督リチャード・フライシャーの日本劇場未公開作。
同監督作としては本作の少し前の名作『絞殺魔』と同じく実在の事件の映画化です。
『絞殺魔』は1960年代のボスト…
「夢去りぬ」(1955)「絞殺魔」(1968)と並び称されるフライシャー監督三大実話犯罪映画の1本。ロンドンで起きた女性連続殺人“エヴァンス事件”を、実際に犯罪が行われたアパートでロケ撮影して映画化…
>>続きを読むソイレントグリーンのがわかりやすく出てるけど、この監督の表現したいものとその手法としてリアリズムを選び取ることがある。狂気というのものをベタに素朴に見せながら、それを映画にする演出術があり、役者の怪…
>>続きを読む絞殺魔、そして本作。リチャード・フライシャー監督の性犯罪映画の臨場感は異常だ。現場の汗や吐息までが臭ってきそうな生々しさ。偏執的に殺害現場を追うカメラ。トニー・カーティスを上回るリチャード・アッテン…
>>続きを読む服を脱ぐ、階段を上る、階段を下りる、カーテンから外を覗く、ドアを開ける
何をうつして、何をうつさないか
言語の使用法含め黒沢清を彷彿とさせた。というより黒沢清がリチャードフライシャーを彷彿と…
古い映画とあなどるなかれ。
しかし…リチャード・フライシャー監督ってどんだけバリエーション豊かなの?
どんなジャンルでもここがこの映画の見どころなんだ!って言うのがハッキリしていて、安定の面白さ!…