負の歴史を語り続けることの重要性について、改めて考えさせられた作品だった。アイヒマン裁判について登場人物のそれぞれの物語をうまく織り交ぜながら描く物語は見応え十分だった。しかしその一方で、ホロコース…
>>続きを読むまだまだ知らない事が多過ぎて
世界の歴史をもっと勉強したくなりました。
もう少しコミカルな作品かと思いきや
なかなかシリアスなシーンもあり
オムニバスでしたが それぞれを
もう少し観たかった気もしま…
宗教的に火葬ができないイスラエルで、アドルフ・アイヒマンの遺体をどう処理したか?という舞台裏の話。アラブ系移民の少年・ダヴィッド視点で話が始まるので、重層的な立場の違いも描かれる。題材はもちろん「映…
>>続きを読む6月0日 アイヒマンが処刑された日
6/19 鑑賞🎥
キノシネマ立川高島屋
★85点
ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの処刑の舞台裏を描いたヒューマンドラマ。
ユダヤ人大量虐殺に関与した…
ナチスの絶滅収容所へのユダヤ人大量移送を指揮した責任者、アドルフ・アイヒマンの裁判を巡る群像劇。
主人公が次々に入れ替わる特異な構成。
最初は処刑後すぐに遺体を灰にするため、イスラエル初の火葬用焼却…
アイヒマンの遺体が焼却炉の中に
入れられて火葬される場面が
こんな表現は適切ではないかも
しれないし、可笑しいとは
思うのだけれど、美しかった...
ベートーヴェンの『悲愴』第二楽章も
相俟ってそ…
本作のメッセージは「存在させない」ではないか。
共同体とその歴史に対する意味が重すぎて、あえて、そうする。
「6月0日」という、存在しえない日付は、
それを雄弁に語っている。
この日に実際に行われ…
ユダヤ人虐殺の重要人物アイヒマン。
歴史に記録が残っていない彼の処刑に関わった3人のお話です。
緊迫した戦闘シーンや虐殺シーンは全く無いので肩肘張らず没入出来ました。
火葬用の炉を作る手伝いをす…
【警鐘】
アイヒマンの死刑と火葬は、イスラエルやユダヤ教にとっては重要なことだったが、アイヒマンの拘留監視、死刑判決、火葬に関わった人間にとっては何だったのか、何が残ったのか、憎しみの果てに一体何…
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