すごかった…すごかった。
にらみ、凄み。
内面を破壊され尽くした人々の、
それでも沸き起こる生への執念と、再生へと手が伸びゆくのにどうにもふらつき届かない絶望と悲哀の奇跡的な配合。
頭がクラクラして…
趣里と森山未來、坊やの演技が素晴らしかった。
特に、趣里の坊やに対しての言葉に感情がすごい込められてて圧巻な演技でした。
色気はあるものの、表情が全くなかったのに徐々に喜怒哀楽がしっかり出てきて良か…
これ凄い!観終わった瞬間「5億点満点!!!!!」って思った。終始引き込まれた上にラスト鳥肌。去年観てたら絶対ベストに入れてた。塚本晋也監督の過去作絶対観ようと思った(「野火」「斬、」)
戦争物で結…
解説
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うことも…
趣里さんの鬼気迫る演技にぞっとしました。
特に声色!本当におそろしかった。
森山未來さんももちろん素晴らしい役者さんなのですが、急に現代っぽくなった感じがしてそこだけ少し違和感。
戦後の日常、市民…
戦後の闇市を舞台に描かれた作品。
戦争後の精神的が崩壊していくさまや盗みをせず真面目に働こうとする子供が涙をとめるシーンなど、この世界観にぴったりな音楽とともにずっと目を凝らしてみてしましいました。…
自分の映画人生の物差しが塚本さんなので、色々考える。『鉄男』はさすがに後追いで観たけど、それ以降はオンタイムで観ていて、他にこれほどビシッと始まりから合っている監督もいないので、思い入れはある。なん…
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