ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版のネタバレレビュー・内容・結末

『ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版』に投稿されたネタバレ・内容・結末

あーうるさいから始まったこの映画、自国の言語と容姿の優位性を認めたような自己愛性から、段々と止めどなく溢れ出る言葉やレオの控えめな身長がアレクサンドルの不安や恐怖、劣等感の現れなんじゃないかと思うよ…

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質感が自然で、環境と呼びたくなる映画でずっと観ていられそう

部屋でレコードをかけてじっと聴く場面が何回かあり、観客も皆じっと聴いていた。古いシャンソンを映画の中の人外の人皆で聴く不思議な体験。しっ…

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ジャン・ユスターシュ監督作品。

219分の作品だから覚悟して臨んだが、最初の60分ぐらいきつかったですね…
男女の恋愛劇におけるクリシェの連続であり、カメラワークや演出に奇抜さがあるわけでも…

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終盤の長回しが素晴らしい。200分を越えてからこその説得力。とはいえ、『RRR』より長い本編尺の映画を人には薦めにくい。

丸戸史明脚本みたいな話だった。

ユスターシュの死後の再公開時にカットされ…

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ラストの独白すごい

周囲でなる騒音、会話とも言えないような意味の分からないリズミカルなやり取り、切断されたリズミカルなカット割。
周囲でなる騒音(アフターレコーディングはせず全て現場の音らしい)から、彼彼女らを取り囲ん…

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73年、デビュー長編である本作でカンヌ映画祭審査員特別賞(委員長:イングリット・バーグマン)を受賞したジャン・ユスターシュ(1938~1981)は、ヌーヴェル・ヴァーグが育てた作家の中で、とりわけ嘱…

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長いけど思っていたより観やすかった。三人の関係性が徐々に変わって仕舞いにはアレクサンドルがしゅんとしてしまう様が面白い。ヴェロニカが泣きながら語るシーンが良かった。ベルモンドの真似をしている奴の方が…

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「愛への執着は死に通ずる 死ねナルシスト」

自己批判的で女女でもあるこの作品が監督の自伝的映画として撮られたのが色々凄いなと思った。

 水辺に行く口実は何も果たさず、車に乗り込んではなかなか発進せず。声をかけては別の人を愛し…を繰り返す、そんな220分(長い)。

 ゴダールについての本なんかを読んでいると、よく「et(〜と)」と…

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